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資料2_調査結果(渡邊参考人提出資料) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40271.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第5回 5/17)《厚生労働省》
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調査結果概要(薬局④)
考察
• 在宅患者以外も含めて24時間の調剤に対応する体制(輪番による対応を含む)を整備していない薬局もあることから、単独の薬局
での対応が難しい場合でも、輪番による対応を含めて体制を整備し、薬局利用者や医療機関・訪問看護事業書等に周知していくこと
も必要である。
• 薬局が担当している在宅患者を担当している訪問看護事業所のうち、最も利用患者の多い訪問看護事業所と、患者の状況について情
報交換をしている薬局が多かったが、情報交換していない薬局もあること、薬局の営業時間外を含めて、患者の状態が変化し迅速な
対応が必要になった事態への対応手順について、全ての患者について医療機関及び訪問看護事業所と申し合わせがない薬局が一定程
度存在することから、医療機関及び訪問看護事業所と薬局との連携を推進していくことが必要である。

• 患者の状態が変化し迅速な対応が必要になった事態において、必要な医薬品を薬局が届けるために時間を要する状況への対応のため
の準備状況について、何もしていないと回答した薬局が約6割ある。自薬局において在宅対応を行っている患者によっては対応のた
めの準備が必要でない場合もあると考えられるが、そのような事態に備えて、薬局が患者に対する必要な医薬品の供給について検討
を行い、医師、訪問看護師と連携し、日常から準備をしていくことは重要である。
• 医薬品の投与が必要だとして、医療機関・訪問看護事業所から連絡を受けたが、速やかに医薬品を供給できなかった個別事例の理由
は、医薬品の在庫がなかったからが最も多いことから、必要となる医薬品を確保することが必要であるが、近年の医薬品供給状況を
踏まえると、薬局のみの対応では限界があることも考えられる。

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