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資料2_調査結果(渡邊参考人提出資料) (88 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40271.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第5回 5/17)《厚生労働省》
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個別事例について(訪問看護事業所Eの事例6)


利用者・患者の状態が変化し迅速な対応が必要になった場合に速やかに医薬品を提供できなかった事例6
訪問看護事業所概要(詳細は前ページ)
地域区分:大都市型 看護師数(常勤換算):3人以上~5人未満
薬剤、医療材料提供に関する臨時対応手順の申し合わせ 薬局:一部の利用者・患者について有 医療機関:多くの利用者・患者について有

利用者・患者の状況等
・症状:発熱、その他(肺炎)
・発生時刻:休日の夜間・早朝
・訪問看護事業所から居宅までの移動時間:片道15分以内(自動車、バイク等の利用含む)
・日常(緊急時以外)の医薬品の提供方法:薬局が利用者・患者の居宅を訪問し提供している
・薬物治療が必要となる事態の発生を想定した事前の医師との対応準備:有

事例発生時の対応等
・医師への連絡がついたか:はい
・直ちに医薬品の投与が必要との医師の指示:有
・処方箋の発行:有
・入手できなかった医薬品名・種類:セフトリアキソンナトリウム(抗生剤)
・薬局によるが在宅患者訪問薬剤管理指導料、居宅療養管理指導費を算定している患者か:はい
・薬局への連絡:連絡して、連絡がついた(当該利用者・患者に在宅訪問薬剤管理指導・居宅療養管理指導の業務を行っている薬局)
・直ちに医薬品の投与が必要と判断してから投与までの時間:医薬品を入手できなかったので、医薬品は投与せず、その他の対応をした
・事例対応後、医薬品を入手できず速やかに対応できなかったことについての医師への連絡:有
・事例対応後、医薬品を入手できず速やかに対応できなかったことについての薬局薬剤師への連絡:有
・事例後の利用者・患者の転帰:肺炎が悪化したが、翌日別の薬局で対応していただき、家族が薬局に取りに行き、翌日抗生剤点滴対応となる。
事例発生前よりも状況が悪化(在宅医療を継続)
・事例について特記すべき事項:土日に訪問薬局では点滴在庫がなく、在庫がある薬局に家族で取りに行ってもらった
【ポイント】
●在宅対応薬局において、対応可能な薬局を探して紹介するなどの対応を実施することも可能だったのではないか。

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