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資料2 看護学教育モデルコアカリキュラム改訂に向けた調査研究の報告 (18 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》
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看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂の概要
6.看護学教育の質保証に向けた課題とモデル・コア・カリキュラムによる提案の方向性

一般社団法人日本看護系大学協議会

6-3.改訂の方法論(続き)

《対象世界との関係》

知識

スキル

コンピテンシー

行為と
省察

要求
課題

対象世界

他者

態度・価値観
《自己との関係》

《他者との関係》

図 コンピテンシーの三重モデル
松下佳代(2021):<センター教員・共同研究論考>教育におけるコンピテンシーとは何か --その本質的特徴と三重モデル--,京都大学高等教育研
究,27: 84-108

⚫ 看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂案作成は、松下が提案した、教育内容の側面から学力を検討する方
法論的側面の強い学力論と、どのような能力を身につけるべきかを主軸において検討する未来志向的な能力
論とを統合させた、コンピテンシーのモデルとして三重モデルを採用した。
⚫ 三重モデルでのコンピテンシーは「ある要求・課題に対して、内的リソース(知識、スキル、態度・価値観)を結集
させつつ、対象世界や他者と関わりながら、行為し省察する能力」と定義される。
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