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資料2 看護学教育モデルコアカリキュラム改訂に向けた調査研究の報告 (29 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》
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第2章
資質・能力、学修目標、到達度、教育内容、ブループリント

一般社団法人日本看護系大学協議会

2-1.「第 1・4 階層の資質・能力」、「第 2 階層の学修目標」
⚫ 第1・4階層の資質・能力は、学力論と、能力論の接続を行い、コンピテンシー基盤型教育及びコンピテン
シー基盤型カリキュラムの設計を実現するためのコンピテンシーとして示した。この資質・能力は、知識の
習得と、得た知識を実生活の理解に役立てようとする「態度」(情意的側面)の育成を期待するものである。
教育目標や評価方法の具体的な検討となる学力論、優れたパフォーマンスをあげる人間の行動特性を示
した到達度評価やパフォーマンス評価の具体的な検討となる能力論を統合して示したものである
⚫ 第1・2・3・4階層は、資質・能力の各階層の表現間のコサイン類似度が他の層との類似度よりも最も高い
ことを確認し、適切に識別できていること、すなわち識別力が高いことを数値で確認し、構成されている。
⚫ 第1・2・3・4階層は言語データで全て紐づいているため、各階層を示す言語は適切に表現されている。
⚫ コンピテンシー基盤型カリキュラム設計時に参照となるよう、第2・3階層には、各資質・能力の構成要素を
「名詞」で表し、第2階層は各資質・能力の構成要素に対して、「学修目標」を文章で記載している。
⚫ コンテンツ(教育内容)基盤型教育とコンピテンシー基盤型教育が融合されたコンピテンシー基盤型カリ
キュラムの実施・評価を支援するため、教育内容【別表】との関係性を、資質・能力に示した。
⚫ 第4階層の資質・能力は、粒度(抽象と具体)のばらつきがある。同様に、これまで教育課程に組み込まれて
いた項目は教育内容に記載し、共通認識が難しい項目は、資質・能力の表現の中に記載している。

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