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資料2 看護学教育モデルコアカリキュラム改訂に向けた調査研究の報告 (20 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》
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看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂の概要
7.基本的資質・能力(コンピテンシー)に基づくモデル・コア・カリキュラムの構成

一般社団法人日本看護系大学協議会

⚫ 第1階層:「看護師の11の基本的資質・能力」
対象を総合的・全人的に捉える基本的能力(GE)、プロフェッショナリズム(PR)、生涯学習能力(LL)、地域社会
における健康支援(SO)、ケアの質と安全の管理(QS)、多職種連携能力(IP)、科学的探究能力(RE)、患者ケ
アのための臨床スキル(CS)、コミュニケーション能力(CM)、情報・科学技術を活かす能力(IT)、専門知識に基
づいた問題解決能力(PS)が分類された。
第2階層:「第1階層の基本的資質・能力11分類それぞれを構成する資質・能力(学修目標)」

第3階層:「第2階層を構成する資質・能力」

第4階層:「第3階層を構成する資質・能力」

➢ すべて記号化し、第1階層「IP」を例に挙げると、第2階層「IP-01」、第3階層「IP-01-01」、第4階層「IP01-01-01」のように分類され、すべての資質・能力が記号化された。
⚫ 第4階層の資質・能力ごとに「卒業時点」、「各領域実習前時点」、「臨地実習時点」の各時点での到達度を示した
➢ 「卒業時点」及び「各領域実習前時点」の到達度
Millerのピラミッド(Does, Shows How, Knows How, Knowsの4段階)に基づき示した。
➢ 「臨地実習時点」の到達度
指導体制と委託の程度として「看護師など(施設)の直接の監督下でできる」、「教員などの直接の監督下
でできる」、「看護師などがすぐに対応できる状況下でできる」、「見学する」、「経験なし」の5段階で示した。

⚫ コンピテンシーを身につけるうえで、必要な知識やスキルとなる「教育内容」、カバーする内容や各分野の重点度
などを設計した「ブループリント」を示した。
⚫ 別表に構造と機能、症状、フィジカルイグザミネーションを始めとする教育内容を示した。
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