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資料2 看護学教育モデルコアカリキュラム改訂に向けた調査研究の報告 (21 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》
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看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂の概要
8.継続的に検討すべき事項・注釈

一般社団法人日本看護系大学協議会

8-1.用語の整理
⚫ 看護業務内容等については、これまでの看護教育に関する各種文書を用いた。調査プロセスでは、言語
データを活かしつつ、資質・能力案に対して、用語の正確性や標準的な使用方法に関する有識者からの指
摘に基づき修正した。
⚫ 医療や看護の政策に関する用語は省庁等から発出されている通知、方針に関する文書を、その他の用語
に関しては様々なガイドラインを用いた。
⚫ 看護実践能力を示すために、主に教育内容(別表)においては、看護実践の場で標準的に使用される用語
として「MEDIS看護実践用語標準マスター行為編Ver3.7」や看護用語集を用いた。
⚫ 意見
➢ チーム医療・多職種連携を背景に多職種と共通の平易な用語を使うべき
➢ 看護独自の用語ではなく他学問分野と共通の用語による教育内容などを示すことで看護基礎教育
内容を他職種からも理解してもらえるようにするべきである。
➢ これまでの看護学の蓄積によりコンセンサスを得ている用語を使うことで、教育者がこれまでの教
育との共通点や相違点を理解できる。
➢ 「対象」の用語について、パーソン(個人)のみならず家族、地域などを包含する概念は看護学独自の
定義であり、他職種からは理解されにくい。
➢ 医療機関を利用する個人を「患者」と表現することが多いが、介護サービスなどにおいては「利用者」
と表現することもあり、看護学用語として今後も検討を要する。
➢ 今後も、用語の見直しは継続して行っていく必要がある。
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