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資料2 看護学教育モデルコアカリキュラム改訂に向けた調査研究の報告 (32 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》
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第2章
資質・能力、学修目標、到達度、教育内容、ブループリント

一般社団法人日本看護系大学協議会

2-3.ブループリント

⚫ カリキュラム、テスト設計、カバーする内容、各分野の重点度などの設計の参照となる「ブループリント(設計
図)」を示した。ブループリント作成には、4段階が含まれる。
第1段階「主要な知識とスキルの領域(すなわちコンピテンシー)の特定」
第2段階「具体的な評価目標の明確化」

第3段階「目標に対処するための評価方法の決定」
第4段階「各知識やスキルの領域にどれだけの重点を置くかを定める」
⚫ コンピテンシー基盤型教育において、学修評価は継続的に改善しながら用いられるシステムという位置づけで
あり、コンピテンス領域の設定、コンピテンスに従ったブループリントの明示、一貫性や平衡性ある評価の内容
や方法やプロセスの設計図が必要である。
⚫ 改訂案では、「第1・4階層の資質・能力」と「第2階層の学修目標」に対して、大規模調査で得られたメッセージ
データを紐づけた。収集されたメッセージデータの全体において、どの資質・能力に対してどの程度言及され
たか、その比率を計算し、どれだけの重点を置くのか、主要な要素は何かを定義することを方針とし、ブルー
プリントが作成された。

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