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資料2 看護学教育モデルコアカリキュラム改訂に向けた調査研究の報告 (33 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》
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第2章
資質・能力、学修目標、到達度、教育内容、ブループリント

一般社団法人日本看護系大学協議会

2-4.教育内容【別表】
⚫ 改訂案では、看護職の基本的資質・能力に関する細目をまとめ、別紙Excel【別表】として示した。これは、看護職
として求められる基本的な資質・能力を身につけるうえで、必要な教育内容となる知識やスキルに関して、コンピ
テンシー、アウトカム、業務、実践、評価と紐づけ、具体的な教育内容として示したものである。
⚫ コンテンツ(教育内容)基盤型教育とコンピテンシー基盤型教育の融合を支援するため、資質・能力に対応する教
育内容を第4階層に示した。
⚫ 別表の項目は、大規模調査の言語データ、保健師助産師看護師学校養成所指定規則、令和5年看護師国家試験出
題基準、2022国民生活基礎調査の概況、MEDIS看護実践用語標準マスター行為編Ver3.7、新人看護職員研
修ガイドライン【改訂版】(厚生労働省)、特定行為及び特定行為区分、令和4年医学教育モデル・コア・カリキュラム
を参考に作成され、有識者意見提出、フィードバック検証を経て決定された。
⚫ マイルストーンは、看護学士課程の教育機関における卒業時点に求められるレベルを考慮して選定された。
⚫ 別表は、看護師が行う対象理解から看護活動への関連が表現できる形を採用し構成した。
➢ 別表1:「人体の構造と機能」に関する細目を部位別に整理し、関連する症状とフィジカルイグザミネーションを
合わせて示した。
➢ 別表2:基本的な疾患を部位別に整理し、関連する症状・症候、検査、治療、看護活動の一連の流れとして示した。
➢ 表1・2:看護職が臨床判断するときの「観察の流れ」「観察項目」「判断するためのデータ」に沿って記載し、コン
ピテンシー基盤型教育とコンテンツ型基盤型教育の融合が想起しやすい形で列挙された。
➢ 別表3:主な臨床・画像検査
➢ 別表4:基本的看護技術
➢ 別表5:身体機能別フィジカルイグザミネーション
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