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障害保健福祉部[参考資料] (52 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25syokan/03.html
出典情報 令和7年度厚生労働省各部局の概算要求
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最先端の支援機器を活用した重度障害者の自立と社会参加の促進
【大阪・関西万博関係】
(国立障害者リハビリテーションセンター)
令和7年度概算要求額

1.1億円(令和5年度補正予算額 60百万円)

事業の概要
○ 令和7年度に開催される大阪・関西万博において、国立障害者リハビリテーションセンター
研究所等で行っている4つの取組(※)について、これまでの研究成果を活用して製作した機
器の展示や、来場者が機器を体験できる試み、機器の解説動画の上映等を行うことにより、広
く国民に対して、障害分野の技術の発展やリハセンターの取組について情報発信する。
(※)展示・体験内容(現在予定)
①ジェスチャ認識インタフェース
重度運動機能障害者の簡易なジェスチャ(意図的な動作)により情報機器の操作を可能とする
インターフェイスの研究開発。
②眼球運動を利用した眼鏡型スイッチ
重度運動機能障害者の見ている方向(眼球方向)を検出し、スイッチ操作へと連動するシステム
の研究開発。
③介護サービス支援のための当事者遠隔操作型ロボット
遠隔操作により物の搬送や見守り、車椅子の位置調整等を行うための研究開発。
④小児筋電義手
腕の筋肉を動かしたときに発生する微弱な電位を利用して動かす小児用義手の研究開発。

遠隔就労支援ロボット
(左:初期イメージ, 右:試験機)

○ これらの取組については、令和5年度補正予算に万博での展示や体験に向けた機器の安定性やデザインを改良する費用や展示会場の
デザイン等を準備するための費用等を計上した。令和7年度においては、支援機器や利用する重度障害者の社会活動への一層の理解を
促進するため、展示会場の施工費や製作した機器等を万博会場へ運搬し、出展期間中、展示会場の安全性に配慮しつつ、効果的な企画
内容となるよう運営する必要がある。


このため、大阪・関西万博の展示に必要な出展費用、会場施工費、職員の旅費等に要する経費を要求する。

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