障害保健福祉部[参考資料] (74 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25syokan/03.html |
出典情報 | 令和7年度厚生労働省各部局の概算要求 |
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令和7年度概算要求額
25百万円(17百万円)※()内は前年度当初予算額
1 事業の目的
近年の社会生活環境の複雑化に伴い、多様な精神的ストレスが増加するなか、犯罪・災害などの被害者となることで生ずるPTSD(心的外傷後スト
レス障害)や、ひきこもり、家庭内暴力、不登校などに陥っている児童思春期などに対する精神保健福祉活動の充実を推進していくため、教育・福
祉・医療などの業務従事者に対し、養成研修等を実施し、もって、こころの健康づくり対策に関する資質の向上を図ることを目的とする。
2 事業の概要・スキーム・実施主体等
①トラウマ・PTSD対策専門研修
②児童・思春期精神保健研修
③心のケア相談研修
【目的】
災害被災者、犯罪・事故被害者、災害遺族、被虐待
児童等、トラウマに対するこころのケアが必要な者に対応で
きる人材を確保するため、精神保健医療福祉従事者等
に対しトラウマに対するこころのケアにおいて必要な知識を
系統的に習得させる。
【目的】
ひきこもり、家庭内暴力、不登校、児童虐待等、児童
思春期における様々な精神保健に関わる問題に対応で
きる人材を確保するため、必須の知識の全体像を系統的
かつ網羅的に習得するための研修を実施し、地域において
児童思春期精神保健医療福祉業務に専門的に携わる
者を養成する。
【目的】
自然災害、犯罪被害、事故や、それによる経済的、
社会的な影響等に起因するストレスや不安に関す
る相談をはじめ、うつ病の予防や心の健康づくり、
自殺防止にかかるメンタルヘルス上の相談等に適切
に対応できる人材を確保するため、これらの相談対
応に当たる精神保健医療福祉業務の従事者にとっ
て、必要な知識や技術を習得するとともに、当該研
修受講者が中心となって地域において研修や訓練
を実施することにより、地域で心のケア相談に当たる
人材を効果的に養成する。
【研修内容】
○専門コース
精神保健医療福祉従事者等に対し、最先端の専門的
知識あるいは技術の習得をさせ、有効かつ安全に治療を
行うことができる人材を養成する。
【研修内容】
○児童・思春期精神保健対策医療従事者専門研修
基本的知識及び臨床活動に関する講義とグループディ
スカッションを交えた実践的研修を行う。
○犯罪・性犯罪被害者コース
犯罪・性犯罪被害者への適切な対応を行うために必要
な専門的知識と治療対応について修得させる。
○児童・思春期精神保健対策専門研修(応用コース)
応用的な講義及びケース検討を内容とする双方向的な
討論を中心とする研修を行う。
○行政・支援者コース
自治体職員においても、災害や犯罪被害者等への適切
な対応を行えるよう、ケースワーク対応、行政連携などの
ニーズに適した職員向けの研修を行う。
○ひきこもり対策研修
ひきこもり支援の従事者が必要とするひきこもり対策及び
「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」についての全
般的研修を行う。
【実施主体】
国による公募(民間団体) ※補助率:定額
【実施主体】
国による公募(民間団体) ※補助率:定額
対象
医師、看護師、保健師、精神保健
福祉士、公認心理師等、自治体職
員
対象
医師、看護師、保健師、精神保健
福祉士、公認心理師、社会福祉士、
児童指導員等
【実施内容】
心のケアに関する相談対応に当たり必要な基本的
知識や技術の習得と、研修受講者が中心となって
地域における研修や訓練を実施できるようにすること
を念頭においた研修を行う。
【実施主体】
国による公募(民間団体) ※補助率:定額
対象
精神保健福祉士、公認心理師、
保健師等
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