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障害保健福祉部[参考資料] (85 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25syokan/03.html
出典情報 令和7年度厚生労働省各部局の概算要求
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強度行動障害者支援のための中核的人材養成研修事業
令和7年度概算要求額

21百万円( - )※()内は前年度当初予算額

1 事業の目的
強度行動障害を有する児者に対してチームで支援を実施する上で適切なマネジメントを行う中核的人材については、令和6年
度報酬改定における評価の新設に伴い、その養成研修を計画的に実施する必要がある。
厚生労働科学研究により開発される強度行動障害者支援の人材養成のための専門研修プログラムを活用して、専門性の高い中
核的人材を養成するとともに、令和9年度から全国の都道府県で中核的人材養成が開始できるよう、指導的人材の養成及び指導
的人材が活用する教材の開発等を実施する。

2 事業の概要・実施主体
中核的人材の育成について

【事業内容】


強度行動障害を有する児者に対して支援を行う中

核的人材の養成研修


都道府県において中核的人材の養成を担う指導的

人材の養成及び指導的人材が活用する教材の開発


研修修了者に対するフォローアップのため、中核

的人材による現場での実践を共有するための報告会
の開催



【実施主体】
独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園
※令和6年こども家庭庁・厚生労働省告示第3号附則
第7条の規定に基づき実施

中核的人材とは
【役割】
標準的な支援※を踏まえて適切な支援を実施し、組織の中
で適切な指導助言を行い、強度行動障害を有する児者の受
入体制の強化を行う人材

標準的な支援を踏まえて適切な支援を実施し、組織の中
で適切な指導助言ができる現場支援で中心となる中核的
人材の育成が必要

中核的人材養成研修

【求められるスキル】
・標準的な支援
・チーム支援
・環境調整のアセスメント、計画立案、実施
・機能的アセスメントに基づく支援計画立案、実施
・QOL向上に向けた支援

○講義を受講後、学んだ内容を事業所に持ち帰って実践することを繰り
返しながら中核的人材に求められるスキルを学ぶ体験型研修。
○研修指導者(トレーナー)、補助指導者(サブ・トレーナー)が演習
の中で取り組んだ実践に助言を行い実践力の向上を図るとともに、顔
の見える関係を作り支援者ネットワーク構築を推進する。

今後の中核的人材の育成について
○点数が非常に高い強度行動障害を有する児者を受け入れている事業所が1,500ヶ所程度と推計されている
○質の担保し適切な人材養成のため、令和8年度までは国立のぞみの園が主体となって実施し、令和9年以降は
各都道府県に拡大していく。
令和6年度

令和7年度

令和8年度

令和9年度

令和10年度

のぞみの園で研修実施し
全都道府県に修了者を配置

のぞみの園が新たに4つの
ブロックで研修及びフォ
ローアップ実施

のぞみの園が4つのブロッ
クで研修実施

のぞみの園に加え都道府県
単位で実施できるように拡


のぞみの園に加え都道府県
にて継続的に研修実施

養成数を順次拡大

令和9年度までに1,800人の配置を目指す

※標準的な支援とは個々の障害特性をアセスメントし、強度行動障害を引き起こしている環境要因を調整する支援

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