公認心理師実習演習担当教員及び実習指導者養成講習会事業費
令和７年度概算要求額

33百万円（33百万円）※（）内は前年度当初予算額

１ 事業概要
公認心理師制度は、国民が抱える心の健康の問題等が複雑化・多様化し、これらに呼応して心理職者の活動領
域が保健医療、福祉、教育等、様々な分野に広がりを見せる中、安心して心理に関する支援を受けたいという国
民の需要の高まりに応じて創設された制度である。（平成２９年９月公認心理師法施行）
公認心理師法施行規則においては、公認心理師の質の維持・向上のため、公認心理師となるために必要な科目
のうち、「心理演習」及び「心理実習」並びに「心理実践実習」を教授する教員に対して、公認心理師の資格取
得後、法に掲げる業務に５年以上従事した経験及び実習演習担当教員を養成するために行う講習会の修了を求め
ているところである。また、実習施設において「心理実習」又は「心理実践演習」を指導する実習指導者につい
ても同様の取扱いとしている。
このため、公認心理師の質の維持・向上並びに実習演習担当教員及び実習指導者を着実に確保するため、国と
して大学の実習演習担当教員及び実習施設の実習指導者を養成するとともに、その資質向上に資する講習会の実
施に取組むことが重要であり、本事業において民間団体が実施する講習会に財政的支援を行うことにより、実習
演習担当教員及び実習指導者の養成を加速するものである。
２ 実施主体
民間団体（公募により選定）
３事業内容
（ア）公認心理師実習演習担当教員養成講習会事業
大学において公認心理師の実習演習科目を担当する教員の養成及び資質向上のための講習会を実施する。
（イ）公認心理師実習指導者養成講習会事業
実習施設において実習科目を指導する実習指導者の養成及び資質向上のための講習会を実施する。

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