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10 研究開発局主要事項 -令和7年度科学技術関係概算要求- (20 ページ)
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公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html |
出典情報 | 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》 |
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南海トラフ地震等巨大地震災害の被害最小化及び
迅速な復旧・復興に資する地震防災研究プロジェクト
令和7年度要求・要望額
(前年度予算額
⚫ 我が国に甚大な被害をもたらす恐れのある海溝型巨大地震に関し、気象庁は、「南海トラフ地震臨時情
報」(2019年5月~)、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」(2022年12月~)の発表を開始
⚫ 2024年8月、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、気象庁は運用開始後初めて「南
背
景
海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表
南海トラフ地震臨時情報
南海トラフや日本・千島海溝沿
課
題
■関連する主な政策文書の記載
「国土強靱化基本計画」(R5.7.28閣議決定)
南海トラフ沿いの「異常な現象」(半割れ地震・スロースリップ等)
のモニタリング、発生後の状態変化の予測等の調査・研究を進める。
「地震調査研究の推進について」(R元.5.31 地震本部決定)
基本目標「海溝型地震の発生予測手法の高度化」 に該当。
各シナリオに対応した国・自
いで半割れ・一部割れ・ゆっくり
北海道・三陸沖後発地震注意情報
滑り等の異常な現象を観測
大地震の発生する可能性が平時より高い
出典:内閣府(防災担当)・気象庁
5億円
2億円)
治体・住民・企業等の防災
対応の向上の必要性
出典:坂出市
⚫ 南海トラフ地震の想定震源域の西側周辺で活発な地震活動が確認(2024
⚫ 地震の連鎖のみならず、令和6年能登半島地震でも、津波・土砂崩れ・液状
年4月豊後水道、2024年8月日向灘等)される中、南海トラフ地震津波観
化・火災等の複合災害が連鎖。被害が広域に及び、かつ影響が長期化。
測網(N-net;2025年運用開始予定)のデータも活用した震源決定の
精度向上や、未解明である「ゆっくり滑り」の推移評価手法の開発
⚫ 地震のメカニズムに関する最新の知見等も踏まえ、土砂災害・地盤災害等も含め
た連鎖災害の被災予測精度を向上し、地域性を考慮した「事前対策」を加速。
⚫ 日本海溝・千島海溝沿いの地震の科学的・定量的評価への適用
人口減少や高齢化が進む中での「防災・減災・縮災」の実現。
政府の特別の機関である「地震調査研究推進本部」の事務局を担う文部科学省の下で、
自然科学(理学・工学等)と人文・社会科学の知を結集した地震防災研究をナショナル・プロジェクトとして推進
事
業
内
容
1 南海トラフ地震の評価手法高度化と他地域への展開
2 広域連鎖災害への事前対策の加速
⚫ N-netの観測データも活用し、南海トラフ地震の想定震源域の3次元地下構
⚫ 1の成果も踏まえ、地震・津波・土砂崩れ・液状化等のハザード分布の可視化・
造モデルの精緻化及び震源決定精度の向上。未解明である「ゆっくり滑り」の
高精度化及び時系列を考慮したリスク情報の創出(HPC/AI技術も活用)
推移評価手法の確立。
⚫ 被災してもいち早く日常に戻れるよう、応急対応から復旧・復興までのシナリオ・事
⚫ 北海道・三陸沖の日本海溝・千島海溝の地下構造モデルの3次元化等、南
海トラフ地震の評価・分析手法の他地域への展開
前対策創出のための調査研究やレジリエンス評価手法の確立
⚫ 災害情報リテラシー・地域防災力向上に向けた普及啓発活動に資する調査研究
人命の保護、発災時の被害最小化、経済社会の維持、迅速な復旧・復興という国土強靭化の基本目標を達成
事業スキーム
国
委託
大学、国立研究開発法人等
委託先機関:大学・国立研究開発法人等
事業期間:令和7~11年度
(担当:研究開発局地震火山防災研究課)
20
迅速な復旧・復興に資する地震防災研究プロジェクト
令和7年度要求・要望額
(前年度予算額
⚫ 我が国に甚大な被害をもたらす恐れのある海溝型巨大地震に関し、気象庁は、「南海トラフ地震臨時情
報」(2019年5月~)、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」(2022年12月~)の発表を開始
⚫ 2024年8月、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、気象庁は運用開始後初めて「南
背
景
海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表
南海トラフ地震臨時情報
南海トラフや日本・千島海溝沿
課
題
■関連する主な政策文書の記載
「国土強靱化基本計画」(R5.7.28閣議決定)
南海トラフ沿いの「異常な現象」(半割れ地震・スロースリップ等)
のモニタリング、発生後の状態変化の予測等の調査・研究を進める。
「地震調査研究の推進について」(R元.5.31 地震本部決定)
基本目標「海溝型地震の発生予測手法の高度化」 に該当。
各シナリオに対応した国・自
いで半割れ・一部割れ・ゆっくり
北海道・三陸沖後発地震注意情報
滑り等の異常な現象を観測
大地震の発生する可能性が平時より高い
出典:内閣府(防災担当)・気象庁
5億円
2億円)
治体・住民・企業等の防災
対応の向上の必要性
出典:坂出市
⚫ 南海トラフ地震の想定震源域の西側周辺で活発な地震活動が確認(2024
⚫ 地震の連鎖のみならず、令和6年能登半島地震でも、津波・土砂崩れ・液状
年4月豊後水道、2024年8月日向灘等)される中、南海トラフ地震津波観
化・火災等の複合災害が連鎖。被害が広域に及び、かつ影響が長期化。
測網(N-net;2025年運用開始予定)のデータも活用した震源決定の
精度向上や、未解明である「ゆっくり滑り」の推移評価手法の開発
⚫ 地震のメカニズムに関する最新の知見等も踏まえ、土砂災害・地盤災害等も含め
た連鎖災害の被災予測精度を向上し、地域性を考慮した「事前対策」を加速。
⚫ 日本海溝・千島海溝沿いの地震の科学的・定量的評価への適用
人口減少や高齢化が進む中での「防災・減災・縮災」の実現。
政府の特別の機関である「地震調査研究推進本部」の事務局を担う文部科学省の下で、
自然科学(理学・工学等)と人文・社会科学の知を結集した地震防災研究をナショナル・プロジェクトとして推進
事
業
内
容
1 南海トラフ地震の評価手法高度化と他地域への展開
2 広域連鎖災害への事前対策の加速
⚫ N-netの観測データも活用し、南海トラフ地震の想定震源域の3次元地下構
⚫ 1の成果も踏まえ、地震・津波・土砂崩れ・液状化等のハザード分布の可視化・
造モデルの精緻化及び震源決定精度の向上。未解明である「ゆっくり滑り」の
高精度化及び時系列を考慮したリスク情報の創出(HPC/AI技術も活用)
推移評価手法の確立。
⚫ 被災してもいち早く日常に戻れるよう、応急対応から復旧・復興までのシナリオ・事
⚫ 北海道・三陸沖の日本海溝・千島海溝の地下構造モデルの3次元化等、南
海トラフ地震の評価・分析手法の他地域への展開
前対策創出のための調査研究やレジリエンス評価手法の確立
⚫ 災害情報リテラシー・地域防災力向上に向けた普及啓発活動に資する調査研究
人命の保護、発災時の被害最小化、経済社会の維持、迅速な復旧・復興という国土強靭化の基本目標を達成
事業スキーム
国
委託
大学、国立研究開発法人等
委託先機関:大学・国立研究開発法人等
事業期間:令和7~11年度
(担当:研究開発局地震火山防災研究課)
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