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10 研究開発局主要事項 -令和7年度科学技術関係概算要求- (30 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html |
出典情報 | 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》 |
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未来社会創造事業
令和7年度要求・要望額
7億円
(前年度予算額
10億円)
※運営費交付金中の推計額
「地球規模課題である低炭素社会の実現」領域
背景・課題
○ 政府として掲げている2050年カーボンニュートラルの目標の達成には、現状の削減努力の延長上だけでなく、世界全体の排出量の抜本的な削減を実現するイノベーションを創出すること
が不可欠。
○ そのためには、産業界における取組と同時に大学等の技術シーズの探索・育成を強化し、我が国が強みとするアカデミアのポテンシャルを最大限活用することが鍵となる。
【政策文書における記載】
・経済社会を支える基盤的な技術・分野であるAI、バイオ、マテリアル、半導体、Beyond 5G(6G)、健康・医療等について、分野を跨いだ技術の融合による研究開発、産業化、人材育成を俯瞰的な視点で強力に推進する
<経済財政運営と改革の基本方針2024(令和6年6月)>
・電力の脱炭素化(再生可能エネルギーの最大限の導入に向けた技術の加速度的普及、安全最優先での原子力利用)を進めるとともに、次世代型太陽電池、CCUS/カーボンリサイクル、水素等の革新的イノベーションを強力
に推進する。<第6期科学技術・イノベーション基本計画(令和3年3月)>
事業内容
【事業の目的・目標】
【事業スキーム】
・2050年の社会実装を目指し、温室効果ガス大幅削減というゴールに資する、従来
技術の延長線上にない革新的技術の研究開発を強力に推進。
✓ 支援対象機関:大学、国立研究開発法人等
国
【事業概要・イメージ】
・低炭素社会の実現に向けた開発テーマに関連が深い有望な他事業等の技術シーズを
融合する形での研究開発を実施。
・研究アイデア公募等で寄せられた意見も踏まえた分析検討により、分野共通のボトル
ネック課題が存在する領域を特定し、連携して支援する仕組みを構築。基礎研究から
実用化まで切れ目のない支援により、研究開発を強力に加速。
【これまでの成果例】
ゲノム情報を活用したバイオマス作物の新規育種手法の開発
~目的に応じたソルガム新品種の創出~
・五大穀物の1つであるソルガムは、食料需要と相克しないため、飼
料や化学品原料として注目を集めているバイオマス資源。
JST
委託
大学
国立研究開発法人等
✓ 事 業 規 模:探索研究 3千万円程度/課題/年 →継続12課題分
本格研究 1億円程度/課題/年
→継続4課題分
※令和6年度に新規移行する本格研究より、先端的カーボンニュー
トラル技術開発(ALCA-Next)において推進
✓ 事 業 期 間:平成29(2017)年度~
研究期間は原則5年間とし、ステージゲート評価を経て本格研究へ
移行(さらに最長5年間)
少額の課題を多数採択し、途中段階
で目標達成度及びCO2排出量大幅削
減の可能性の判断に基づく厳しい評価
(ステージゲート評価)を経て、評価
基準を満たした課題のみ次のフェーズに
移行する仕組みを採用。
・ひたすら交配を重ねる経験論的な育種ではなく、ゲノム情報を活用
した論理的な育種手法の開発に成功。ソルガムにおける「雑種強
勢」(雑種第一代が両親より優れた形質を有する現象) の必須遺伝子を
見出し、多糖性、耐風性等の優れた形質を有する新品種を開発。
・新品種を利用したエネルギー生産やバイオものづくりを通じて、カーボ
ンニュートラル社会の実現に貢献。
運営費交付金
改良が進むソルガム品種
(担当:研究開発局環境エネルギー課)
30
令和7年度要求・要望額
7億円
(前年度予算額
10億円)
※運営費交付金中の推計額
「地球規模課題である低炭素社会の実現」領域
背景・課題
○ 政府として掲げている2050年カーボンニュートラルの目標の達成には、現状の削減努力の延長上だけでなく、世界全体の排出量の抜本的な削減を実現するイノベーションを創出すること
が不可欠。
○ そのためには、産業界における取組と同時に大学等の技術シーズの探索・育成を強化し、我が国が強みとするアカデミアのポテンシャルを最大限活用することが鍵となる。
【政策文書における記載】
・経済社会を支える基盤的な技術・分野であるAI、バイオ、マテリアル、半導体、Beyond 5G(6G)、健康・医療等について、分野を跨いだ技術の融合による研究開発、産業化、人材育成を俯瞰的な視点で強力に推進する
<経済財政運営と改革の基本方針2024(令和6年6月)>
・電力の脱炭素化(再生可能エネルギーの最大限の導入に向けた技術の加速度的普及、安全最優先での原子力利用)を進めるとともに、次世代型太陽電池、CCUS/カーボンリサイクル、水素等の革新的イノベーションを強力
に推進する。<第6期科学技術・イノベーション基本計画(令和3年3月)>
事業内容
【事業の目的・目標】
【事業スキーム】
・2050年の社会実装を目指し、温室効果ガス大幅削減というゴールに資する、従来
技術の延長線上にない革新的技術の研究開発を強力に推進。
✓ 支援対象機関:大学、国立研究開発法人等
国
【事業概要・イメージ】
・低炭素社会の実現に向けた開発テーマに関連が深い有望な他事業等の技術シーズを
融合する形での研究開発を実施。
・研究アイデア公募等で寄せられた意見も踏まえた分析検討により、分野共通のボトル
ネック課題が存在する領域を特定し、連携して支援する仕組みを構築。基礎研究から
実用化まで切れ目のない支援により、研究開発を強力に加速。
【これまでの成果例】
ゲノム情報を活用したバイオマス作物の新規育種手法の開発
~目的に応じたソルガム新品種の創出~
・五大穀物の1つであるソルガムは、食料需要と相克しないため、飼
料や化学品原料として注目を集めているバイオマス資源。
JST
委託
大学
国立研究開発法人等
✓ 事 業 規 模:探索研究 3千万円程度/課題/年 →継続12課題分
本格研究 1億円程度/課題/年
→継続4課題分
※令和6年度に新規移行する本格研究より、先端的カーボンニュー
トラル技術開発(ALCA-Next)において推進
✓ 事 業 期 間:平成29(2017)年度~
研究期間は原則5年間とし、ステージゲート評価を経て本格研究へ
移行(さらに最長5年間)
少額の課題を多数採択し、途中段階
で目標達成度及びCO2排出量大幅削
減の可能性の判断に基づく厳しい評価
(ステージゲート評価)を経て、評価
基準を満たした課題のみ次のフェーズに
移行する仕組みを採用。
・ひたすら交配を重ねる経験論的な育種ではなく、ゲノム情報を活用
した論理的な育種手法の開発に成功。ソルガムにおける「雑種強
勢」(雑種第一代が両親より優れた形質を有する現象) の必須遺伝子を
見出し、多糖性、耐風性等の優れた形質を有する新品種を開発。
・新品種を利用したエネルギー生産やバイオものづくりを通じて、カーボ
ンニュートラル社会の実現に貢献。
運営費交付金
改良が進むソルガム品種
(担当:研究開発局環境エネルギー課)
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