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10 研究開発局主要事項 -令和7年度科学技術関係概算要求- (8 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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宇宙科学・探査における新たな知と産業の創造 (3/3)
【主なプロジェクト】
○高感度太陽紫外線分光観測衛星(SOLAR-C)

3,593百万円(1,289百万円)

日本を中心に米国及び欧州諸国の協力を得て開発するミッションで太陽大気の彩層から太陽コロ
ナにわたり極端紫外線分光観測を実施し、宇宙を満たす高温プラズマの形成や太陽が地球や太陽系
に及ぼす影響の解明に貢献する。

○深宇宙探査技術実証機(DESTINY+)

高感度太陽紫外線分光観測衛星
(SOLAR-C)

1,166百万円( -※1 )

惑星間ダストの観測及びふたご座流星群母天体「フェートン」のフライバイ探査を行い、
地球生命の起源解明への貢献並びに小型深宇宙航行・探査技術を獲得することを目指す。
本探査機はドイツからダスト分析器の提供を受け、日本は探査機の設計・製作を行う。打上げ時期
等については調整中。

○小規模プロジェクト(戦略的海外共同計画)

1,217百万円(947百万円)

ESA主導の二重小惑星探査計画「Hera」は、NASAの小惑星衝突機「DART」が二重小惑星の
衛星に衝突後、Heraが当該小惑星の詳細観測等を行う国際共同Planetary Defenseミッション
であり、「はやぶさ」「はやぶさ2」で培った小惑星観測・解析技術や科学的知見を活用した国際貢
献及び科学的成果の獲得を目指す。
NASAの「Roman宇宙望遠鏡」は、宇宙の加速膨張史と構造形成の高い精度での観測及び太
陽系外惑星の全体像を捉える観測を行う計画であり、搭載観測装置の開発・提供およびJAXA
地上局によるデータ受信協力等を実施する。
ESA主導の長周期彗星探査計画「Comet Interceptor」は彗星の中でも特に始原的とされる長
周期彗星あるいは恒星間天体を人類で初めて直接観測する計画であり、3機の探査機のうち、
日本は1機を提供する予定である。

○はやぶさ2拡張ミッション

深宇宙探査技術実証機
(DESTINY+)

二重小惑星探査計画
(Hera)

Roman宇宙望遠鏡

長周期彗星探査計画
(Comet Interceptor)

305百万円(421百万円)

令和2年12月のカプセル分離後の残存燃料を最大限活用し、新たな小惑星(1998KY26)
への到達を目標とした惑星間飛行運用を継続し、将来の深宇宙長期航行技術に資する技術的・
科学的知見の獲得を目指すとともに、小惑星「リュウグウ」への探査で創出した科学技術成果を最大
限活用し、我が国の科学国際競争力を強化する。

小惑星探査機「はやぶさ2」

※1 令和5年度補正予算で措置

(担当:研究開発局宇宙開発利用課)8

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