資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (149 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
不明
→ER9480
1136
71歳
男
2021年4月15日
2021年4月26日
(〜12/3の
情報に基
づく)
1回目
病歴はアルツハイマー型認知症、2
歳時より脳炎により右半身麻痺で67
歳時に脳梗塞を発症した。
併用薬:メマンチン塩酸塩OD錠
(20mg)、ドネペジル塩酸塩OD錠
(5mg)、クロピドグレル(75mg)、シロ 不明
スタゾールOD錠(50mg)
ワクチン接種歴:インフルエンザワク
チン
専門家による評価【令和4年7月8日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
不明
不明
不明
不明
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
γ
コメント
(コメント無し)
※〜6/10から変更なし。
専門家による評価【令和4年8月5日時点】
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
γ
評価に用いた報告内容
資料番号
症例No
(コメント無し)
-
-
-
-
ワクチン接種との因果関係は否定できないが、細菌感染
によるDICの可能性もあり、 血液培養等の各種細菌学検 査、血栓、CRP、凝固系検査がのぞましい。
-
※〜7/8から変更なし。
(〜12/3の情報に基づく)
1137
23歳
男
2021年8月27日
2021年8月30日
FF3620
2回目
無
急性循環不全
循環虚脱
解剖(肉眼上・組
織学上、重篤な上
気道炎・心筋炎・
肺炎などの炎症
所見、諸臓器血
管内の血栓、上
気道アレルギーを
示唆する所見は 評価不能
いずれも認めず、
急性循環不全の
所見しか指摘でき
なかった。)
有(現時点では
接種と無関係な
不整脈発作、あ
るいは心筋炎な
どの可能性が
否定できない。)
γ
無
γ
(コメント無し)
※〜6/10から変更なし。
γ
(コメント無し)
※〜7/8から変更なし。
(〜11/12の情報
に基づく)
多臓器不全
1138
88歳
男
2021年6月17日
2021年6月28日
→2021年6月29
日
EW0201
2回目
(〜10/1の情報に
基づく)
無
→統合失調症、高血圧、脂質異常
症、肺気腫、前立腺肥大症、便秘 微小血栓症
要介護4で、ショートステイ利用中で
あった。ADL自立度はC2であった。
嚥下障害があり、側臥位で経口接
肺うっ血
種可であった。
併用薬:マグミット、レキサルティ、ス
ピリーバ、ユナスピン、メロペネム
アレルギー歴なし。
肺出血
多臓器機能不全症候群
血栓症
肺うっ血
肺出血
腎動脈血栓症
41歳
男
2021年8月23日
2021年8月26日
FE8162
2回目
ワクチン接種との因果関係は否定できないが、細菌感染
によるDICの可能性もあり、 血液培養等の各種細菌学検
査、血栓、CRP、凝固系検査がのぞましい。
γ
(〜7/8の情報に
基づく)
(〜7/8の情報に基づく)
1139
解剖(肺、心臓、
肝、膵、副腎、前
立腺、骨髄の細
動脈と毛細血管
レベルに微小血
栓の存在、肺うっ
血、肺出血、腎動 関連あり
脈血栓症)、血液
検査、CT、超音
波検査
基礎疾患:セロイドリポフスチン症
(1990年直腸粘膜生検で電子顕微
鏡的検索で診断)、重症心身障害
(1999年より入院中)、てんかん、脳
性まひ、肥大型心筋症
1回目 2021/7/26 ファイザー社製
コミナティ筋注 FC9880
服用中の薬:イーケプラ、リボトリー
ル、デパケン、シロスタゾール、メイ 心室頻拍
ンテート、アルダクトンA、チラーヂン
S、アルファロール、タケプロン、酸
化マグネシウム、クリアナール、ムコ
ダイン、ムコソルバン、カロナール
アレルギー歴はなし(アルコール消
毒は禁止)
腎動脈血栓症
心室性頻脈
心電図
関連あり
有(セロイドリポ
フスチン症によ
る急変は否定で
きないが、ワク
チン接種までは
状態は安定して
いた。)
γ
発熱はワクチンによる副反応の頻度が高い時期に出現し
た。その後の心肺停止に至った原因について、現状の情
報からワクチンの関与あるいは基礎疾患の影響について
判断することは困難である。mRNAワクチン接種後の本時
期に心筋炎/心膜炎を発症する可能性がある一方、本患
者はセロイドリポフスチン症や肥大型心筋症の基礎疾患
があり、双方とも関連要因として考慮する必要がある。
γ
※〜6/10から変更なし。
発熱はワクチンによる副反応の頻度が高い時期に出現し
た。その後の心肺停止に至った原因について、現状の情
報からワクチンの関与あるいは基礎疾患の影響について
判断することは困難である。mRNAワクチン接種後の本時
期に心筋炎/心膜炎を発症する可能性がある一方、本患 者はセロイドリポフスチン症や肥大型心筋症の基礎疾患
があり、双方とも関連要因として考慮する必要がある。
-
※〜7/8から変更なし。
(〜10/1の情報に基づく)
1140
89歳
男
2021年8月31日
2021年9月1日
FF2782
2回目
重度嚥下機能障害、膿胸、狭心症、
左頚部血管ステント治療後
アムロジピン、ミヤBM、ベルソムラ、
クロピドグレル、フロセミド、カンデサ 不明
ルタン、ネキシウム、メキシレチン、 →肺炎、慢性心不全増悪
アスピリン、酸化マグネシウム、フェ
ブリク、クエンメット
(〜12/24の情報に基づく)
嚥下障害で入院中。
(〜12/24の情報に基づく)
肺炎
不明
評価不能
状態悪化
149
有(肺炎)
γ
(コメント無し)
※〜6/10から変更なし。
γ
注2
コメント
(コメント無し)
※〜7/8から変更なし。
-