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参考資料 実践事例集(PDF:2,100K (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00005.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第21回 1/25)《厚生労働省》
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(写真左)どのように傘を開いているか見せている様子
(写真右)生徒が、手を使わずに本の指定のページを開いて見る様子
【3時間目】
○増山さんの講演について、周囲の人と振り返る。
○増山さんの講演を踏まえ、どのような人権が侵害されているか、生徒に質問。
―「自由権」との回答。
○改めて個人で考えた後、グループで話し合いを行い、発表。
(生徒の回答例)
・石を投げられたり飲食店の入店を断られたりしたのは、個人の尊重が侵害
されている。
・自分のなりたい職業に就けないのは、職業選択の自由がなく、経済活動の
事由が侵害されている。
・家族の結婚式や葬式に出られないのは、社会権・平等権が侵害されている。
○平松弁護士による解説
・薬害によって人権が侵害されたことは間違いない。加害者は誰か。
(生徒の回答)回収しなかった製薬会社や国
・増山さんの話の中では、その他にどんな加害者がいたか。
(生徒の回答)飲食店から出て行ってくれ、と言った人
・憲法は誰に向けられたルールだろうか。
(生徒の回答)国
・憲法は、国に対して国民の権利を保障するよう命じたもの。憲法は国を対
象としており、レストランの運営をする人は憲法の対象にはなっていない。
・障害者に対する不当な差別を禁じ、障害者への合理的配慮を求める、障害
者差別解消法という法律がある。レストランの経営者等は障害者差別解消
法の違反の対象となる。

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