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参考資料 実践事例集(PDF:2,100K (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00005.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第21回 1/25)《厚生労働省》
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2.中学生を対象にした社会科以外の教科等での実践例

(3)学校法人青森山田学園

青森山田中学校

対象学年

中学校第2学年

教科等

総合的な学習の時間
サリドマイドを題材として、
・使い方を注意していれば病気を治癒するために使用すること

学習の目的

ができるものである
・再び被害を発生させることのないよう使用するべきでない
という2つの価値観に立って討論することを通じ、自らの生き
方について考える機会とする。

授業の流れ
【1時間目】
各自、タブレット端末を用いて、薬害について調べる。
【2時間目】
4グループに分かれ、それぞれ、①サリドマイドに関する訴訟、②出生期か
ら幼少期までの被害者の生活、③学生時代から現在に至るまでの被害者の生活
及び④サリドマイドが新たな病気に用いられていることについて、新聞記事や
インターネットの記事など教師が用意した資料をもとに個人で調べた後、グル
ープで話し合い、まとめる。テーマごとに提示された視点は以下のとおり。
①サリドマイドに関する訴訟
・母親たちはどうしてほしくて何をしたのだろう
・会社側は最初どうだっただろう
・裁判ではどんなことを訴えたのだろう
・国・会社はどう主張したのだろう
・裁判に勝訴するまでどれくらいかかったのだろう
②出生から幼少期にかけての被害者の生活
・生まれるとき、生まれたとき、どんな困難があったのだろう
・幼少期~学校時代にどんな困難があったのだろう
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