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参考資料 実践事例集(PDF:2,100K (39 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00005.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第21回 1/25)《厚生労働省》
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(3)上野秀雄氏講演②(裁判と判決について)
○裁判では、MMRワクチンと健康被害との間に因果関係が認められた人
と、認められなかった人がいた。
○企業については、副反応が発生することの予見可能性があったとして、責
任が認められた。
○国の責任については、製造承認段階の確認義務を怠ったとまでは言えず、
ワクチン接種の一時見合わせ措置や緊急命令を発すべき法的義務があっ
たとまでは認められなかったが、企業への指導監督義務違反は認めた。
○事件によって予防接種の制度が良い方向に変わってきたところもあるが、
まだ問題は残っていると考えている。
授業を受けた生徒の感想(一部)
○薬害について理解できた
-実際に被害にあわれた方の話を聞くことで薬害について、関心を持つこと
ができた。決して他人事ではなく、きちんと知識を持たなければいけない
と感じた。
-薬害の怖さを知ることができた。もっとたくさんの人に薬害の怖さを知っ
てもらいたいです。
-MMRの薬害について詳しく知れた。もっと社会の問題に目を向ける必要
性を感じた。
○被害者の方による講演が印象に残った
-発症~現在の状況を話して下さったこと。細かい話が聞けて良かったし、
恐ろしいものだなと思いました。
-娘さんの副反応と経過についてのお話。なぜMMRワクチンを受けてしま
う人がいたのか全然知らない状態だったので、具体例をあげていただけて
とても理解しやすかったです。
○国、製薬会社、医療従事者の責任が印象に残った
-国、製薬会社、医療職者の対応の仕方。それぞれが利益のためだけにして
いるように見えた。
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