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【参考資料2】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書2021 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29073.html
出典情報 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第10回 11/21)《厚生労働省》
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分類

一般名

略号*

fosfomycin

FOM

salinomycin

SNM

bicozamycin

BCM

trimethoprim

TMP

isoniazid

INH

ethambutol

EB

rifampicin(rifampin)

RFP

pyrazinamide

PZA

rifabutin

RBT

その他の抗菌薬

抗結核薬

*日本化学療法学会抗菌化学療法用語集、動物用抗菌剤研究会報 36(2014)及び家畜共済における抗菌性物質の使用指針
(2009 年、農林水産省)より引用

【参考】抗微生物薬等については、以下の様な詳細な定義があるものの、実際の医療では、「抗菌
薬」、「抗生物質」、「抗生剤」及び「抗菌剤」の四つの用語は細菌に対して作用する薬剤の総
称として互換性をもって使用されている。農林畜産分野では、治療目的に加えて抗菌性飼料添
加物等にも使用されることから、「抗菌剤」や、「抗微生物剤」と表現されることが多い。
抗微生物薬(antimicrobial agents, antimicrobials):微生物(一般に細菌、真菌、ウイルス、寄
生虫に大別される)に対する抗微生物活性を持ち、感染症の治療、予防に使用されている薬剤の総
称である。ヒトで用いられる抗微生物薬は抗菌薬(細菌に対する抗微生物活性を持つもの)、抗真
菌薬、抗ウイルス薬、抗寄生虫薬を含む。
抗菌薬(antibacterial agents):抗微生物薬の中で細菌に対して作用する薬剤の総称として用いら
れる。
抗生物質(antibiotics):微生物、その他の生活細胞の機能阻止又は抑制する作用(抗菌作用と言わ
れる)を持つ物質であり、厳密には微生物が産出する化学物質を指す。
抗生剤:抗生物質の抗菌作用を利用した薬剤を指す通称である。
(抗微生物薬適正使用の手引き(第一版)参照)
原末換算量(動物用医薬品)、実効力価換算量(抗菌性飼料添加物)、有効成分換算(農薬)、
力価換算した重量ベースの抗菌薬消費量(ヒト):いずれも有効成分重量を指している。動物用医薬
品は製造販売業者より販売データを収集しており、原末換算量は販売数量から算出した薬剤の有効
成分重量である。その際、製造販売業者は販売した抗菌剤が使用される畜種の割合も推定して提出
しており、推定販売量はその畜種別割合に基づき、畜種別の販売量を算出したものである。抗菌性
飼料添加物における実効力価換算量、農薬における有効成分換算およびヒトにおける力価換算した
重量ベースの抗菌薬消費量も、原末換算量と同様に、有効成分重量を指している。

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