【参考資料2】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書2021 (89 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29073.html |
出典情報 | 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第10回 11/21)《厚生労働省》 |
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データ元:動物由来薬剤耐性菌モニタリング(JVARM)
動物用医薬品等取締規則に基づき報告された抗生物質及び合成抗菌剤の販売量をもとに、動物用抗
菌剤の原末換算量(トン:t)を集計した。2013 年から 2019 年における動物用抗菌剤の販売量は
748.44 から 871.02tであった。2019 年は 2018 年より全体の販売量は約 18t増加し、これはマクロ
ライド系(約 26t)とペプチド系(約 7t)が影響しており、マクロライド系の増加は主に水産動物
(海水魚)の EM によるものであった。逆に減少したのはペニシリン系(約 15t)であり、特に豚
の減少の影響が大きかった。調査期間を通じて最も販売量が多い系統はテトラサイクリン系であり、
全体の 37.2 から 43.7%を占めていた。
一方で、ヒトの医療で重要な第3世代セファロスポリン系及びフルオロキノロン系の販売量につい
ては、それぞれ全体の 1%未満であった。
表 79 動物用抗菌剤の系統別原末換算量(t)
2013 年
Penicillins
Cephalosporins(total)
78.17
2014 年
2015 年
77.96
83.73
2016 年
99.75
2017 年
101.02
2018 年
107.31
2019 年
92.41
5.58
5.50
5.89
6.45
6.65
7.06
8.02
1st generation cephalosporins
(4.71)
(4.58)
(4.98)
(5.41)
(5.50)
(5.67)
(6.62)
2nd generation cephalosporins
(0.19)
(0.20)
(0.12)
(0.16)
(0.18)
(0.22)
(0.14)
3rd generation cephalosporins
(1.26)
(0.68)
(0.71)
(0.79)
(0.88)
(0.96)
(1.18)
Aminoglycosides
39.52
40.64
35.47
47.86
44.76
35.61
35.17
Macrolides
77.70
70.43
98.41
134.12
140.83
154.72
180.71
Lincosamides
38.99
43.26
28.66
21.87
25.26
22.76
21.29
Tetracyclines
340.52
324.85
333.86
331.55
347.05
311.18
313.03
11.78
9.98
14.54
14.02
19.99
12.34
19.56
Peptides
Other antibioitics
Sulfonamides
Quinolones
Fluoroquinolones
25.98
28.85
32.39
31.96
36.19
37.50
35.96
103.90
97.57
96.67
95.85
99.06
88.77
84.69
1.01
1.91
1.71
1.74
1.84
1.48
2.57
5.53
5.63
7.35
6.08
6.83
6.65
7.53
Amphenicols
21.53
26.15
29.73
26.49
27.11
24.82
27.38
Furan and derivatives
14.46
1.76
1.24
1.57
1.36
1.34
1.35
Other synthetic antibacterials
合計
15.02
13.97
13.35
12.12
13.09
11.98
11.71
779.70
748.44
782.98
831.43
871.02
823.50
841.37
*( )内は、内数。
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