【参考資料2】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書2021 (49 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29073.html |
出典情報 | 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第10回 11/21)《厚生労働省》 |
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2011 年から 2018 年は 7 薬剤、2019 年は 8 薬剤を対象に調査を行った。2019 年の豚由来株では、
ABPC、EM 及びテトラサイクリン(TC)に対しては 50%を超える耐性が認められた。また、全ての
薬剤において、豚由来株で牛及び鶏由来株に比べて高い耐性率が認められた。ヒトの医療で重要な
CPFX に対する耐性率は、牛、豚及び鶏いずれの由来株においても 5%以下であった。
表 48 病性鑑定材料から分離された Staphylococcus aureus の耐性率の推移(%)
薬剤*
BP
動物種
牛
ABPC(2019年
よりPCG)
0.5
豚
-
-
-
鶏
0.0
25.0
0.0
牛
‐
‐
‐
豚
‐
‐
‐
MPIPC
SM
GM
EM
TC
CP
CPFX
検査株数(n)
4†
64
16†
8†
16
†
32†
4†
2011年
5.5
2012年
13.6
2013年
11.0
2014年
11.1
2015年
21.3
2016年
7.8
2017年
7.4
2018年
8.1
2019年
6.4
-
-
75.6
71.4
82.4
87.5
15.4
50.0
3.7
22.6
8.0
0.0
‐
‐
‐
‐
‐
2.4
‐
‐
‐
‐
‐
15.0
0.0
鶏
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
牛
6.4
2.3
2.8
1.1
2.7
1.4
3.4
5.8
8.0
豚
-
-
-
-
-
33.3
20.4
39.2
17.5
鶏
0.0
10.0
0.0
7.7
16.7
3.7
0.0
0.0
0.0
牛
0.9
2.3
1.8
0.0
1.3
0.0
0.6
0.0
0.0
豚
-
-
-
-
-
2.2
14.3
11.8
7.5
鶏
0.0
15.0
0.0
0.0
0.0
3.7
9.7
4.0
0.0
牛
1.8
3.4
5.5
0.0
6.7
2.8
1.7
6.4
4.8
豚
-
-
-
-
-
37.8
38.8
52.9
52.5
鶏
50.0
55.0
0.0
15.4
16.7
22.2
6.5
4.0
17.6
牛
0.0
2.3
8.3
5.5
6.7
0.0
0.0
0.6
2.4
豚
-
-
-
-
-
57.8
53.1
60.8
77.5
鶏
牛
37.5
0.0
5.0
0.0
0.0
0.9
16.7
0.0
16.7
1.3
33.3
0.0
19.4
0.6
20.0
0.6
17.6
1.6
豚
-
-
-
-
-
22.2
30.6
43.1
37.5
鶏
0.0
0.0
0.0
15.4
33.3
3.7
3.2
8.0
0.0
牛
0.0
0.0
0.9
0.0
1.3
0.7
0.6
0.0
1.6
豚
-
-
-
-
-
11.1
8.2
23.5
5.0
鶏
25.0
0.0
4.2
15.4
33.3
3.7
3.2
28.0
0.0
牛
109
88
109
91
75
141
175
172
125
豚
-
-
-
-
-
45
49
51
40
鶏
8
20
24
12
6
27
31
25
17
BP の単位は µg/ml。-:2015 年までの豚由来株については、いずれの年も株数が5株未満であったため、掲載していない。
* NA についても調査対象としているが、BP が設定できないため、耐性率は掲載していない。† CLSI に規定された BP。
48