【参考資料2】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書2021 (91 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29073.html |
出典情報 | 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第10回 11/21)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
動物用抗菌剤のうち、畜産動物(牛、豚、馬、鶏及びその他)に対する推定販売量(原末換算)を
表に示した。2013 年から 2019 年における推定販売量は、611.29 から 694.24tあり、2019 年は
2018 年より販売量は約 35t減少し、2013 年以降で最も少ない量となった。これはペニシリン系(約
19t)、テトラサイクリン系(約 14t)やサルファ剤(約 10t)の減少により、豚における減少の
影響が大きい。最も多い抗菌剤はテトラサイクリン系(242.93 から 286.74t)であり、畜産動物用
の抗菌剤の 39.7 から 44.0%を占めていた。一方で、ヒトの医療で重要な第3世代セファロスポリン
及びフルオロキノロン系についてはそれぞれ畜産動物用の抗菌剤の 0.1%前後及び1%前後を推移し
ていた。
表 81 畜産動物(牛、豚、馬、鶏及びその他)に対する推定販売量(原末換算)(t)
2013 年
Penicillins
2014 年
2015 年
2016 年
2017 年
2018 年
2019 年
59.50
61.96
67.25
83.56
84.68
92.79
73.76
3.12
3.06
3.22
3.34
3.44
3.91
4.11
1st generation cephalosporins
(2.45)
(2.34)
(2.52)
(2.52)
(2.51)
(2.73)
(2.93)
2nd generation cephalosporins
(0.19)
(0.20)
(0.12)
(0.16)
(0.18)
(0.22)
(0.14)
3rd generation cephalosporins
(0.49)
(0.51)
(0.58)
(0.65)
(0.74)
(0.96)
(1.04)
Aminoglycosides
37.40
38.66
34.07
47.46
44.37
34.69
34.77
Macrolides
56.00
53.30
60.36
72.68
71.96
72.09
73.29
Lincosamides
35.88
36.61
23.65
15.62
19.39
16.72
16.26
Tetracyclines
Cephalosporins(total)
286.74
275.83
276.24
280.66
286.01
257.36
242.93
Peptides
11.77
9.97
14.54
14.01
19.98
12.34
19.56
Other antibioitics
25.71
28.43
32.23
31.55
35.72
36.87
35.64
Sulfonamides
95.62
88.43
84.40
78.57
84.10
78.59
68.64
0.22
0.20
0.20
0.16
0.31
0.01
0.11
Quinolones
Fluoroquinolones
Amphenicols
Furan and derivatives
Other synthetic antibacterials
合計
4.64
4.73
6.41
5.19
5.93
5.80
6.66
19.66
25.14
27.39
24.82
25.34
23.28
23.89
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
14.98
13.92
13.32
12.07
13.02
11.96
11.68
651.24
640.25
643.28
669.68
694.24
646.40
611.29
*( )内は、内数。
90