保険局高齢者医療課説明資料 (45 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24135.html |
出典情報 | 全国高齢者医療主管課(部)長及び国民健康保険主管課(部)長並びに後期高齢者医療広域連合事務局長会議(2022年3月2日開催 3/2)《厚生労働省》 |
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高齢者の特性を踏まえた保健事業ガイドライン第2版補足版(案)(概要)
高齢者保健事業において、健康状態不明者、未治療によるコントロール不良者や治療中断者の状況把握や適切なサービ
スにつなげることは重要な健康支援の一つであることから、ガイドライン第2版補足版を作成し推進・充実を図る。
総括編
適切な受診等への支援が目指すもの(イメージ)
「適切な受診等への支援」の意義・目的
健康状態不明者、未治療によるコントロール不良者や治療中断者の健康状態等の把
握に努め、生活習慣病等の発症や重症化に至る前段階で支援することや生活機能の低
下等を防止することで、高齢者の生涯にわたる健康の保持増進、生活の質の維持及び
向上を図る。
「適切な受診等への支援」の支援対象者
①健康状態不明者:医療・健診未受診で、介護の利用がない者
②未治療によるコントロール不良者:健診結果が受診勧奨値以上であるが、対応する
医療受診がない者
③治療中断者:生活習慣病等の治療を中断し、健診で健康状態が把握できない者
市町村の取組から、支援対象者の健康状態を把握すると、血圧が高い、認知症の様子が見受
けられる等の状況あった。また、健康へ無関心、地域との孤立、金銭的不安等を抱えていた。
自らSOSを出さない市民、出せない市民、今までの事業では対象者としてあがらない市民と
いった新たな市民との出会いにつながっている。
推進
充実
実践編
支援対象者の把握(イメージ)
支援対象者の把握
KDBシステム等や一体的実施・KDB活用支援ツールの活用に加えて、庁内関係部
局や庁外関係機関・関係団体からの情報提供等、通いの場等を活用した把握が重要。
介護保険担当部局等庁内関係部局、かかりつけ医・医療機関や地域包括支援セン
ター・ケアマネジャー等庁外関係機関・関係団体と事業の目的を合意形成し、支援対
象者の情報の連携や医療や介護等適切なサービスへの接続後の対応体制の構築が重要
「適切な受診等への支援」の支援の例・事例の提示
健康状態不明者、未治療によるコントロール不良者及び治療中断者のそれぞれの、
支援の流れ、支援対象者の把握・絞り込み、支援の実施内容を掲載。
事例集では、事例の概要に加え、事例で活用されている各種様式や取組結果の分析
等も併せて掲載。具体的には「適切な受診等への支援」の実施体制や具体的な取組方
法、庁内関係部局や庁外関係機関・関係団体との連携体制、その他の取組を掲載。
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