よむ、つかう、まなぶ。
○調剤(その2)について 総-3 (82 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00221.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第562回 11/8)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
医療用麻薬の無菌調製
○ 医療用麻薬の調剤において、希釈せずに無菌調製を行う場合、無菌製剤処理加算が算定できない。
○ 原液で医療用麻薬を調製するなどの希釈しない無菌調製は、医療用麻薬の無菌調製のうち4分の1を超
えている。
無菌製剤処理加算
薬剤調製料の無菌製剤処理加算は、2以上の注射薬を無菌的に混合して(麻薬の場合は希釈を含む。)、中心静脈栄養法用輸液、抗悪性腫
瘍剤又は麻薬を製剤した場合に算定
■算定対象:医療用麻薬を生理食塩液で希釈した場合
処方例
生理食塩液
(件数割合)
100%
ナルベイン注2mg /1mL 45管
生理食塩液
105mL
total 150mL
投与速度
0.2mL/hr
■全麻薬無菌調製に対する原液
調製が占める割合1)
(2022年4月~2023年3月)
医療用麻薬
75%
原液調整以外
1,069件
■算定できない例:原液で医療用麻薬を調製する場合
50%
処方例
フェンタニル注射液0.2mg /5mL 50管
25%
希釈液なし
total
投与速度
原液調整
421件
250mL
1.2mL/hr
医療用麻薬
0%
無菌調製しても無菌製剤処理
加算が算定できない
出典:1) 終末期在宅における訪問薬剤師の業務量調査、一般社団法人全国薬剤師・在宅療養支援連絡会(J-HOP)、2023年
※在宅患者訪問薬剤管理指導又は居宅療養管理指導で居宅(施設・自宅)における看取りに関わった症例を年間12例以上有する薬局への調査
82
○ 医療用麻薬の調剤において、希釈せずに無菌調製を行う場合、無菌製剤処理加算が算定できない。
○ 原液で医療用麻薬を調製するなどの希釈しない無菌調製は、医療用麻薬の無菌調製のうち4分の1を超
えている。
無菌製剤処理加算
薬剤調製料の無菌製剤処理加算は、2以上の注射薬を無菌的に混合して(麻薬の場合は希釈を含む。)、中心静脈栄養法用輸液、抗悪性腫
瘍剤又は麻薬を製剤した場合に算定
■算定対象:医療用麻薬を生理食塩液で希釈した場合
処方例
生理食塩液
(件数割合)
100%
ナルベイン注2mg /1mL 45管
生理食塩液
105mL
total 150mL
投与速度
0.2mL/hr
■全麻薬無菌調製に対する原液
調製が占める割合1)
(2022年4月~2023年3月)
医療用麻薬
75%
原液調整以外
1,069件
■算定できない例:原液で医療用麻薬を調製する場合
50%
処方例
フェンタニル注射液0.2mg /5mL 50管
25%
希釈液なし
total
投与速度
原液調整
421件
250mL
1.2mL/hr
医療用麻薬
0%
無菌調製しても無菌製剤処理
加算が算定できない
出典:1) 終末期在宅における訪問薬剤師の業務量調査、一般社団法人全国薬剤師・在宅療養支援連絡会(J-HOP)、2023年
※在宅患者訪問薬剤管理指導又は居宅療養管理指導で居宅(施設・自宅)における看取りに関わった症例を年間12例以上有する薬局への調査
82