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【資料4】令和5年度欧米の薬事制度に関する調査・整理業務 調査結果 (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37109.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第14回 12/27)《厚生労働省》
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【MR/MSLの役割比較】 医薬品の情報提供を行い、適正使用を推進するMRと、販売活
動を担当する職種からは独立し、より医学的・科学的な専門性を持って製品価値の至適
化等を推進するMSLとで、ガイドライン等で役割がすみ分けられている
日米欧におけるMR・MSLの役割の比較サマリ

MR

MSL
◼ 製品の販売活動を担当する職種から独立し、
医学的・科学的に高度な専門性、学術知識
を持った専門家として、医療従事者と対等に
議論・関係構築する

◼ 医薬情報担当者の略称で、医療用医薬品の
情報提供を行い、適正使用を推進する役割を
担う。自社医薬品の適正使用ならびに薬物療
法の向上に貢献するために、医薬品の品質・
有効性・安全性等の情報を扱う医薬品情報
の専門家である。

◼ 国内承認済の
医薬品情報を
提供する
◼ 一定のルールの
下、MR・MSL
間で情報共有
する

➢ 社外・社内において医学的・科学的な面か
ら製品の適正使用、製品価値の至適化等
を推進する

➢ 医学・科学情報の伝達・入手を行う
➢ 医学研究活動、アドバイザリーボード、社内
研修、外部教育等をサポートする
➢ (医療従事者から質問があった場合)
医薬品の適応外使用に関する臨床研究
ほか国内未承認薬・適応外薬等に関する
情報を提供する

◼ 基本的に、Medical/ Medical Affairsや
R&D部門の一員として活動する

出所:MR認定センター「MRとは」、EFPIA Japan 「EFPIA Japan MSL ガイドライン」、米国研究製薬工業協会(PhRMA) 「PhRMA Guiding Principles for use of Medical Science Liaisons 」、
フランス製薬工業協会(LEEM)「Rules of Professional Conduct」、Report 日本製薬医学会 第6回年次大会「メディカルサイエンスリエゾン(MSL)の現状と今後」(Therapeutic Research 2015
35 年36巻8月号p.743-5)、三菱UFJリサーチ&コンサルティング「医療用医薬品の販売情報提供活動監視事業 報告書」