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資料1参考資料1 新しい「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」における各分野の取組(案) (77 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40139.html
出典情報 厚生科学審議会 危機対応医薬品等に関する小委員会(第2回 5/13)《厚生労働省》
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情報収集・分析(対応期)

第3節 対応期
(1)目的
強化された感染症インテリジェンス体制により、感染拡大の防止を目的に、
新型インフルエンザ等に関する情報収集・分析及びリスク評価を行い、新型イ
ンフルエンザ等対策の決定等に資する情報収集・分析を行う。
また、新型インフルエンザ等の発生状況に応じ、感染拡大防止と国民生活及
び国民経済との両立を見据えた対策の柔軟かつ機動的な切替え等の意思決定
に資するよう、リスク評価を継続的に実施する。
特に、対応期には、まん延防止等重点措置や緊急事態措置の実施等の判断を
要する可能性があることから、医療提供体制や人流等の感染症のリスクに関す
る情報、国民生活及び国民経済に関する情報や社会的影響等については情報収
集・分析を強化する。
(2)所要の対応
3-1. 実施体制
国は、JIHS と連携し、新型インフルエンザ等に関する速やかな情報収集・
分析及びリスク評価を実施できるよう、感染症インテリジェンス体制を強化
する。
また、感染症危機の経過、状況の変化やこれらを踏まえた政策上の意思決
定及び実務上の判断の必要性に応じ、情報収集・分析の方法や実施体制を柔
軟に見直す。(厚生労働省、外務省、文部科学省)
3-2.リスク評価
3-2-1. 情報収集・分析に基づくリスク評価
① 国及び都道府県等は、JIHS と連携し、新型インフルエンザ等の特徴や病
原体の性状(病原性、感染性、薬剤感受性等)、国内での発生状況、臨床像
に関する情報等について分析し、包括的なリスク評価を行う。リスク評価
に当たっては、国際機関及び研究機関等の情報や、検疫所、JIHS、都道府
県等からの報告及び積極的疫学調査等により得られた結果等の情報収集・
分析に基づき、リスク評価を実施する。
この際、感染症危機の経過、状況の変化やこれらを踏まえた政策上の意
思決定及び実務上の判断の必要性に応じた包括的なリスク評価を実施す
る。(厚生労働省)
② 国及び JIHS は、リスク評価に基づく感染症対策の判断に当たっては、
国民生活及び国民経済に関する情報や社会的影響についても、必要な情報
を収集し、考慮する。(統括庁、関係省庁)

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