資料1参考資料1 新しい「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」における各分野の取組(案) (87 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40139.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 危機対応医薬品等に関する小委員会(第2回 5/13)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
染拡大の起点となりやすいことや、高齢者施設等は重症化リスクが高いと考
えられる者の集団感染が発生するおそれがあることから、都道府県及び市町
村の保健衛生部局や福祉部局、教育委員会等と連携して、感染症や公衆衛生
対策について丁寧に情報提供・共有を行う。また、学校教育の現場を始め、
こどもに対する分かりやすい情報提供・共有を行う。
(統括庁、文部科学省、
厚生労働省、関係省庁)
1-1-2. 偏見・差別等に関する啓発
国は、感染症は誰でも感染する可能性があるもので、感染者やその家族、
所属機関、医療従事者等に対する偏見・差別等は、許されるものではなく、
法的責任を伴い得ることや、患者が受診行動を控える等感染症対策の妨げに
もなること等について啓発する 94。これらの取組等を通じ、国による情報提
供・共有が有用な情報源として、国民等による認知度・信頼度が一層向上す
るよう努める。(統括庁、法務省、文部科学省、厚生労働省、関係省庁)
1-1-3. 偽・誤情報に関する啓発
国は、感染症危機下において、偽・誤情報の流布、さらに SNS 等によって
増幅されるインフォデミック 95の問題が生じ得ることから、AI(人工知能)技
術の進展・普及状況等も踏まえつつ、国民等のメディアや情報に関するリテ
ラシーの向上が図られるように、各種媒体を活用した偽・誤情報に関する啓
発を行う。(総務省、文部科学省、厚生労働省、関係省庁)
また、例えば、ワクチン接種や治療薬・治療法に関する科学的根拠が不確
かな情報等、偽・誤情報の拡散状況等のモニタリングを行い、その状況等を
踏まえつつ、科学的知見等に基づいた情報を繰り返し提供・共有する等、国
民等が正しい情報を円滑に入手できるよう、適切に対処する。(統括庁、厚
生労働省、関係省庁)
これらの取組等を通じ、国による情報提供・共有が有用な情報源として、
国民等による認知度・信頼度が一層向上するよう努める。
(統括庁、総務省、
文部科学省、厚生労働省、関係省庁)
1-2. 新型インフルエンザ等発生時における情報提供・共有体制の整備等
国は、情報提供・共有の体制整備等として、以下の取組を行う。
94 特措法第 13 条第 2 項
95 信頼性の高い情報とそうではない情報が入り混じって不安や恐怖と共に急激に拡散され、社会に混乱
をもたらす状況。
- 87 -