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学校保健委員会答申 (27 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011751.html
出典情報 令和4・5年度学校保健委員会答申「地域に根差した医師の活動である学校医活動を推進させるための具体的な方策は何か」の提出および『学校医のすすめ』発行について(6/5)《日本医師会》
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2)PHRの推進
PHR(personal health record)は、個人の情報を一か所に集め、本人がマイナポータル
によってデータベースに自由にアクセスでき、それらの情報を用いて健康管理や生活改善に
役立てようというシステムである。PHRは、学校(学校健診)、市町村(予防接種歴、乳
幼児健診、妊婦健診、がん検診等)、事業主(事業主検診)、保険者(特定健診、薬剤情報、
手術情報等)、医療機関(検査結果等)の保険医療情報をマイナポータルで個人が自由に閲
覧し、自身の健康管理に利活用する、というシステムであることから“生まれてから学校、
職場など生涯にわたる情報”が一気通貫に確認できることが基本と考える。これまで、こど
も家庭庁が取り組んでいる母子保健情報と文部科学省が所管する学校保健情報の連携に向
けた取り組みは行われつつあるが、日本医師会としては、一気通貫した情報管理システムが
構築できるよう、関係省庁と連携するとともに働きかけていく必要がある。

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