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参考資料3 看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第2回)議事録 (11 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》
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AIによる分析,アルゴリズムを活用して分析を行いながら,整合性の確認であったり,修
正,そしてまた分析ということを繰り返しまして,構成概念妥当性なども検証してござい
ます。その結果,できました資質・能力案を作成し,報告書とともに12月末に提出すると
いう流れになってございます。
次,お願いします。各回の調査の実施状況と回答状況でございます。それぞれ人数は,
右列にございますように,2,000人からの御参加をいただきまして,最終的には合計3,310
名の方から御協力をいただきました。
次,お願いします。各回の有効回答です。下が第1回,右上が第2回,右下が第3回となっ
ておりますが,それぞれ50%程度が有効回答となっております。全体のメッセージは約2万
メッセージ数を抽出されており,資質・能力に関するものが5,000,業務に関するメッセー
ジが1万5,000ということで分類されています。
次のスライドをお願いします。こちらは御協力いただきました対象の属性です。左側の
ほうに勤務機関が書いてございますが,看護系大学の方も多く御協力いただいていると同
時に,病院の臨床の方にも御協力を多くいただいております。特に200床以上の病院の方々
には4割から5割ということで,かなり御協力をいただいたところです。そのほか,訪問看
護ステーションの方々にも御協力をいただいております。そして第4回は,有識者というこ
とで,最終的には御依頼いたしました中から95名の方に御回答いただいております。
次のスライドをお願いします。続いて,抽出されました11分類の資質・能力です。先ほ
ど渡邉専門官からも御説明がありましたように,11それぞれのカテゴリーがこのようにな
っております。
GEがGeneralism。対象を総合的・全人的に捉える基本的能力。定義は仮に置いておりま
すが,右側を御覧ください。PRがProfessionalism。LLが生涯学習能力,Lifelong Learning。
SOが地域社会における健康支援。QSがケアの質と安全の管理。IPが多職種連携能力。REが
科学的探究能力。CSが患者ケアのための臨床スキル。CM,コミュニケーション能力。IT,
情報・科学技術を生かす能力。PS,専門知識に基づいた問題解決能力となってございます。
次のスライドをお願いします。今回は,方法の御説明のところでも申し上げましたよう
に,最新のコンピテンシーの概念モデルとしての松下の三重モデルを活用して,質問設計
や調査設計などを行っております。従来の知識,スキル,態度というところから,松下の
三重モデルは,これらを結集して,求められていることにどうやって看護を提供していく
かというところに応えるというところがコンピテンシーというふうに定義づけております

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