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参考資料3 看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第2回)議事録 (7 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》
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の確保が必要と考えます。
以上をまとめます。
1点目ですが,指定規則は,看護学教育の質保証に貢献してきました。それらの影響もあ
り,多くの看護系大学のカリキュラムはコンテンツ基盤型カリキュラムであるという指摘
がなされています。
2点目ですが,看護学教育は,コンテンツ基盤型教育からコンピテンシー基盤型教育,つ
まりCBEへ切り替えるには困難を伴うことが予測されます。
3点目ですが,CBEを実現するためには,看護職としての実践能力を明らかにして,臨地
実習前・後,卒業時点でのアウトカムを設定し,評価基準等を確認する必要があります。
アウトカム設定は,看護学基礎教育から看護師資格取得後の卒後教育へとシームレスに継
続されるものであり,パフォーマンスレベルでの達成水準の明示と共通理解,測定ツール
の検討が必要です。
4点目です。看護学の固有の特性を効果的に学ぶ場である臨地実習においては,参加型臨
地実習の実現が望まれます。そのためには,実習前のアウトカムとしての学修成果の到達
度を明示する必要があり,評価基準,評価基準項目,達成水準,測定ツールを明確にする
必要があります。さらに,違法性阻却についても法律上で保障されることが望ましいと考
えます。
以上です。
【鎌倉委員長】

叶谷先生,ありがとうございました。

ここで,本来,事業2まで説明させていただいて質疑と思っていましたが,事業2の内容
が少しまた細かくなってまいりますので,少しだけ事業1の段階で質問をお受けしたいと
思います。事業1につきましては,改訂に向けての流れというか,社会の環境の変化が,コ
ンテンツ基盤型教育からコンピテンシー基盤型教育が求められるという変化が起こってき
た。切り替えるためには、評価基準などが必要だということで,今回の事業2につながって
まいりますので,この段階で御質問を少しお受けしたいと思います。短時間ですが,御協
力をお願いいたします。いかがでしょうか。
このような背景を整理してきたという内容でございますので,これはこのような形とい
うことでお受け止めいただいて,事業2の説明に入らせていただいてよろしいでしょうか。
【高田委員】

すみません。1点だけ。ありがとうございました。大変膨大なお仕事をさ

れたということは理解できました。

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