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参考資料3 看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第2回)議事録 (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html |
出典情報 | 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》 |
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くしちゃうなというような気もします。
ごめんなさい。言いたいことは2点あって,このネーミングがこれでよいのかという議論
はぜひとも必要ということと,それから,それぞれがかなり統合的な内容,もともとそう
いう性質を持っている,それをさらに知識,スキル,態度・価値観に分けてしまうと,統
合的な性質を持っているものがちょっとゆがんでしまうのかなという,若干その危惧がな
いわけではない。
現に,なぜそういうことをさらに言うかというと,例えば対象を総合的・全人的に捉え
る能力というのは,主体としての専門性ということで,態度・価値観のところの代表とい
ったらいいか,一番最初に出てくるわけなんですけれども,語尾を見ると,ほとんど知識
レベルで並んでいて,態度・価値観を表すような動詞形には少なくともあまりなっていな
い。そういうものがすごく多いんですね。
なので,ここの分類の仕方というのがこれでよいのかというのは,全体を見ると違和感
があるなというのが正直,疑問なところなので,ここについての検討が,今後,先に進め
ていく前に,ちょっとこの検討が必要ではないかと感じました。
【鎌倉委員長】
ありがとうございます。高田委員からの御質問は幾つか分かれるかと
思うんですけれども,1番目の御質問としては,松下の三重モデルは,複雑だけれども,一
部だけを適用したのかどうなのかという適用の仕方の御質問。2番目としては,知識,スキ
ル,態度・価値観で分けているけれども,どれも相互に関連している内容であるから,こ
の分け方はどのような形で分けられたのか。そして,ネーミングについてはこれでいいの
かという御質問かと思います。よろしいでしょうか。
【高田委員】
【鎌倉委員長】
【高田委員】
【鎌倉委員長】
はい。
順番にそれでお答え。
いろいろ言って。
まず1番目の御質問として,松下の三重モデルについて,どのような形
でここに適用しているのかということについて,お願いいたします。
【荒木氏】
ありがとうございます。松下の三重モデルは,調査設計のところから,い
わゆる今一番求められているコンピテンシーの教育を考えるときに必要なモデルとして取
り込ませていただきました。
松下が言っているコンピテンシーというのは,ある要求とか課題に対して,内的リソー
スである知識,スキル,態度・価値観等を結集させて,対象世界や他者と関わりながら,
-20-
ごめんなさい。言いたいことは2点あって,このネーミングがこれでよいのかという議論
はぜひとも必要ということと,それから,それぞれがかなり統合的な内容,もともとそう
いう性質を持っている,それをさらに知識,スキル,態度・価値観に分けてしまうと,統
合的な性質を持っているものがちょっとゆがんでしまうのかなという,若干その危惧がな
いわけではない。
現に,なぜそういうことをさらに言うかというと,例えば対象を総合的・全人的に捉え
る能力というのは,主体としての専門性ということで,態度・価値観のところの代表とい
ったらいいか,一番最初に出てくるわけなんですけれども,語尾を見ると,ほとんど知識
レベルで並んでいて,態度・価値観を表すような動詞形には少なくともあまりなっていな
い。そういうものがすごく多いんですね。
なので,ここの分類の仕方というのがこれでよいのかというのは,全体を見ると違和感
があるなというのが正直,疑問なところなので,ここについての検討が,今後,先に進め
ていく前に,ちょっとこの検討が必要ではないかと感じました。
【鎌倉委員長】
ありがとうございます。高田委員からの御質問は幾つか分かれるかと
思うんですけれども,1番目の御質問としては,松下の三重モデルは,複雑だけれども,一
部だけを適用したのかどうなのかという適用の仕方の御質問。2番目としては,知識,スキ
ル,態度・価値観で分けているけれども,どれも相互に関連している内容であるから,こ
の分け方はどのような形で分けられたのか。そして,ネーミングについてはこれでいいの
かという御質問かと思います。よろしいでしょうか。
【高田委員】
【鎌倉委員長】
【高田委員】
【鎌倉委員長】
はい。
順番にそれでお答え。
いろいろ言って。
まず1番目の御質問として,松下の三重モデルについて,どのような形
でここに適用しているのかということについて,お願いいたします。
【荒木氏】
ありがとうございます。松下の三重モデルは,調査設計のところから,い
わゆる今一番求められているコンピテンシーの教育を考えるときに必要なモデルとして取
り込ませていただきました。
松下が言っているコンピテンシーというのは,ある要求とか課題に対して,内的リソー
スである知識,スキル,態度・価値観等を結集させて,対象世界や他者と関わりながら,
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