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参考資料3 看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第2回)議事録 (19 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》
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て本当に必要な眼科の能力は何かというような問いを立てて,そして御議論していただく。
こういうような感じでございました。
【鎌倉委員長】

ありがとうございます。そうすると,医師の中で専門領域が違うとい

う意味の非専門家ということですね。
【錦織委員】
【鎌倉委員長】

はい,おっしゃるとおりです。
ありがとうございます。とても参考になるかと思います。

それでは,ほかの御質問,いかがでしょうか。
【高田委員】

高田ですけど,よろしいでしょうか。

【鎌倉委員長】

高田委員,お願いいたします。

【高田委員】

これまでのところも,質問したいと思っていたことが分かりましたので,

よかったです。
加えまして,資料の10ページで,松下の三重モデルによるカテゴリーということで,た
だ,この三重モデルというのがなかなかに複雑なモデルかなと。その一部をという理解で
よいのかということが1点と,それぞれの,例えば患者ケアのための臨床スキル,スキルと
ついているのでスキルだろうというのは分からなくはないんですけれども,実際にはこれ
らの中身というのは,純然たるスキルというよりは,やっぱり知識と,それから態度・価
値観というものが合わされて初めて臨床スキルとして意味を持ってくるという,そういう
性質のものだろうと思うんですね。
ほかのことについても同じで,1番目の知識のところに問題解決能力って,これだけが位
置しているというのも私としては違和感が若干なくはない。それから,特に看護の場合は
問題解決能力というのが,この場合の問題解決というのはどの範囲のことを指すのかとい
うのがとても気になるところで,問題解決というのは,それ自体スキルとしても言われる
ぐらいで,かなりいろいろな場面で問題解決的な能力というのが必要とされる。
ただ,これを患者ケア,患者ってあまり,この場合は対象ですかね,対象という言葉が
用いられているので,対象の方々への援助だとか,そういうことの範囲でこの問題解決能
力というのが主に言及されているのであれば,問題解決という言い方はすごく狭過ぎる。
というのは,看護は,問題解決は一部であって,例えばよくケアリングも合わされて言わ
れると思うんですけれども,共にそばにいることしかできないというようなシチュエーシ
ョンもすごく多いわけですよね。そうすると,問題解決というのを頭に置いてしまうと,
看護ケアの本質みたいなことはこれで十分言えるのかというと,ちょっとそこがぎくしゃ

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