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参考資料3 看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第2回)議事録 (12 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》
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が,一応この知識,スキル,態度・価値観というところで分かれたところでは,知識にPS
が属してございました。スキルにCSとCM,ITが属してございました。態度・価値観におき
ましては,職業集団の構成員としての専門職性というところにSO,QS,IP,RE。主体とし
ての専門性というところにGE,PR,LLが配置されました。これはあくまで得られた言語デ
ータがAI上の空間の中で位置づいたものから分析されて出てきた結果でございます。
次のスライドをお願いいたします。こちらの11分類の資質・能力の第2・第3階層などの
数をお示ししてございます。第2階層は,例えばGEですと,第2階層数が7つ,第3階層数が
18,
第4階層数が98ということで,それぞれのカテゴリーにおける数値が示されております。
最終的には合計で,第2階層数が74,第3階層は224,第4階層が1,130となってございます。
この1,130につきましては,当初,例えば医学モデルコアカリ,教育モデルコアカリです
と650という数値でしたので,看護は恐らく守備範囲が広くなるので,800ぐらいになると
いいなと思って分析はしてございましたが,やはり網羅的に考えたときに,これ以上,数
を現段階では減らせなかったというところがあり,1,130というところになります。
御覧いただいた委員の皆様や,見ていただいた方々もお気づきかと思いますが,まだか
なり粒度であったり抽象度にばらつきがあるところもございますので,これは今後,事業
3,4で教育目標などをつくっていくときに,再考していき,より粒度などをそろえた形で
お示ししていければと考えております。
次のスライドをお願いいたします。こちらは各種文書との整合性です。第4階層の記述,
つまり資質・能力としてお示ししたところと,5つの看護で重要とされている文書との言語
表現の一致などを見て検証したものです。対応検証には2つの種類の検証を用いまして,1
つが文字列表現における類似度です。もう1つがベクトル表現における類似度です。
文字列表現というのは,下の米印,アスタリスクのところにもありますが,最長文字列
の一致度でありまして,これが多いほど,
同じ単語や表現が含まれていると解釈されます。
そして,コサイン類似度,ベクトル表現における類似度ですけれども,2つのテキストベク
トルがベクトル空間上,つまり先ほど申し上げましたAIの空間上で非常に近い位置にある
ということで,コサイン角で表されています。マイナス1から1の範囲で値を取りまして,
マイナス1に近いほどテキスト間の類似性が低いということです。1に近いほどテキスト間
の類似性が高いと解釈できます。というところから,5つの文書,各種文書の内容は資質・
能力案にほぼ含まれているということで解釈できると分析しました。
次のスライドをお願いいたします。こちらは資質・能力の構成概念の妥当性の検証でご

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