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労働災害防止計画 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000197308.html
出典情報 労働災害防止計画(3/27)《厚生労働省》
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・製造業における機械による「はさまれ・巻き込まれ」の死傷者数を 2022 年と比
較して 2027 年までに5%以上減少させる。
・林業における死亡者数を、伐木作業の災害防止を重点としつつ、労働災害の大幅
な削減に向けて取り組み、2022 年と比較して 2027 年までに 15%以上減少させ
る。
(オ)労働者の健康確保対策の推進
・週労働時間 40 時間以上である雇用者のうち、週労働時間 60 時間以上の雇用者の
割合を 2025 年までに5%以下とする。
・自分の仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み又はストレスがあるとする
労働者の割合を 2027 年までに 50%未満とする。
(カ)化学物質等による健康障害防止対策の推進
・化学物質の性状に関連の強い死傷災害(有害物等との接触、爆発又は火災による
もの)の件数を第 13 次労働災害防止計画期間と比較して、5%以上減少させる。
・増加が見込まれる熱中症による死亡者数の増加率※を第 13 次労働災害防止計画
期間と比較して減少させる。
※当期計画期間中の総数を前期の同計画期間中の総数で除したもの

上記のアウトカム指標の達成を目指した場合、労働災害全体としては、少なくと
も以下のとおりの結果が期待される。
・死亡災害については、2022 年と比較して、2027 年までに5%以上減少する。
・死傷災害については、2021 年までの増加傾向に歯止めをかけ、死傷者数について
は、2022 年と比較して 2027 年までに減少に転ずる。
(4)計画の評価と見直し
本計画に基づく取組が着実に実施されるよう、毎年、計画の実施状況の確認及び評
価を行い、労働政策審議会安全衛生分科会に報告する。また、必要に応じ、計画を見
直す。
計画の実施状況の評価に当たっては、それぞれのアウトプット指標について、計画
に基づく実施事項がどの程度アウトプット指標の達成に寄与しているのか、また、ア
ウトプット指標として定める事業者の取組がどの程度アウトカム指標の達成に寄与
しているか等の評価も行うこととする。

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