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労働災害防止計画 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000197308.html
出典情報 労働災害防止計画(3/27)《厚生労働省》
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2 安全衛生を取り巻く現状と施策の方向性
(1)死亡災害の発生状況と対策の方向性
死亡災害については、死亡者数が平成 27 年に 1,000 人を切った後も、減少傾向に
ある。令和3年の死亡者数は、867 人であり、うち、建設業が 288 人と最も多く、次
いで製造業が 137 人となっている。事故の型別に見ると、建設業においては高所から
の「墜落・転落」が 110 人と最も多く、製造業においては、機械等による「はさまれ・
巻き込まれ」が 54 人と最も多い。
第 13 次労働災害防止計画の重点対象となっていた林業についても、令和3年の死
亡者数は 30 人と過去最少ではあったが、伐木作業等における「激突され」が、うち
15 人を占めている。
このように、それぞれの業種の業務内容に起因する特有の災害が多くの割合を占め
ており、引き続き、こうした死亡災害が多く発生している業種を中心に労働災害防止
対策に取り組むことが必要である。

業種、事故の型別死亡災害発生状況(令和3年)(死亡災害報告)

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