参考資料4 歯学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)[4.9MB] (16 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42117.html |
出典情報 | 歯科医師臨床研修制度の改正に関するワーキンググループ(令和6年度第1回) |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
A 生命科学
資質・能力を第 1 章としたため、学修の順位性を考慮して、旧版の「C 生命科学」から「A 生命科学」に
変更した。
「A 生命科学」では「生命現象の基本的知識ならびに病因や病態解析に必要な知識を獲得し、医療の提供や
発展に必要な考え方を身に付ける」という C~E 領域の学修との関連性を学修の目的として示した。
旧版「C-1 基礎自然科学」の学修目標は、それぞれ「A-1 生命の分子基盤」「B–1 材料の基本物性」に移
動し、後に続く中項目へ学修が発展するように変更した。
全ての学修目標は、表現の抽象度をできる限り統一し、具体的に学修内容がわかるように見直しを図った。
「A-4-1 微生物と感染」に院内感染に対する学修目標を追加した。
「A-6-4 薬物の副作用と有害事象を考慮した薬物治療の基本原理」に、薬物の口腔及び顎顔面領域に関する
学修目標や薬物の投与時の注意事項等を追加した。
「E-2-1) 頭頸部の基本構造と機能」「E-2-2) 口腔領域の構造と機能」「E-2-3) 口腔・顎顔面領域の発
生と加齢変化」「E-3-1) 歯と歯周組織の発生及び構造と機能」の学修目標を「A 生命科学」に統合して、学
修目標の整理を行った。
B 歯科材料と歯科医療機器
表題を旧版の「D 歯科医療機器(歯科材料・器械・器具)」から「B 歯科材料と歯科医療機器」へと改め
た。
大項目に「歯科材料と歯科用機器に必要な知識を修得し、医療の提供や発展に必要な考え方を身に付ける」
という学修の目的を説明文として追加した。
中項目を旧版の 2 項目から「B-1 材料の基本物性」「B-2 歯科材料」「B-3 歯科医療機器」の 3 項目と
し、記載を充実するとともに、昨今のデジタルデンティストリーの普及に応じて学修目標の追加を行った。
C 社会と歯学
学修の順位性を考慮して、旧版の「B 社会と歯学」から「C 社会と歯学」に変更した。「C 社会と歯学」
では、「適正な歯科医療を提供するために、歯科医師に求められる倫理的、法的、社会的知識と態度を身に付
ける」という学修目標に変更し、旧版「A 歯科医師として求められる基本的な資質・能力」の学修目標を「C1 医の倫理、生命倫理と患者中心の歯科医療」「C-2 探求と解決能力」「C-3 医療の質と患者安全の確保」
「C-4 健康と社会、環境」「C-5 予防と健康管理」「C-6 疫学及び保健医療統計」「C-7 国際的素養の獲
得と国際医療への貢献」に移動して整理を行った。
情報社会に対応して「C-6-3 保健医療情報リテラシー」の小項目を追加し、医療の質向上を目的とした数
理・データサイエンスの学修目標を医学・歯学・薬学教育関係者と協働して検討した上で、歯学生として必要
な学修目標を列記した。
旧版「E 臨床歯学」の法律・制度関連の学修目標を「C 社会と歯学」の項目に移動した。
旧版「B-2-3) 歯科による個人識別」を「C-4-4 法歯学」と改め、新しい学修目標を追加した。
D 臨床歯学
「D 臨床歯学」では、「安全・安心な歯科医療を提供するために、頭頸部領域の構造と機能の正常と異常を
理解し、日常の診察で必要な基本的知識及び臨床技能に関する知識を身に付ける。」という学修の目的を説明
文として追加した。
9