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参考資料4  歯学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)[4.9MB] (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42117.html
出典情報 歯科医師臨床研修制度の改正に関するワーキンググループ(令和6年度第1回)
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E-3-2 臨床推論
口腔・顎顔面領域の主な症候から病態生理学的に発症原因を推論し、分類、鑑別診断できる基本的能力を身
に付ける。
学修目標:
E-3-2-1
主要な症候(表 2)について原因と病態生理を理解している。
E-3-2-2
主要な症候(表 2)について鑑別診断を検討し、診断の要点を説明できる。
E-3-2-3
臨床実習の現場で主訴から診断推論を組み立てられる。
E-3-2-4
臨床実習の現場における疾患の病態や疫学を理解している。
E-4 診療記録の整理と治療計画立案
患者から得られた医療情報の取り扱いを理解し、得られた情報を基にする患者中心の治療計画の立案法を身
に付ける。
E-4-1 診療記録の作成
患者から得られた医療情報を標準的な形式に従って記録し、処方箋、技工指示書を適切に作成できる。
学修目標:
E-4-1-1
問題志向型診療記録(POMR)で診療録の下書きを作成できる。
(Ⅰb)
E-4-1-2
処方箋の下書きを作成できる。
(Ⅰb)
E-4-1-3
技工指示書の下書きを作成できる。
(Ⅰb)
E-4-2 診断と治療計画
一口腔単位の歯科治療を行うために患者情報を収集・分析、診断して、治療計画を立案するための知識、技
能及び態度を身に付ける。
学修目標:
E-4-2-1
患者の健康上の問題を収集、整理して治療方針と治療の優先順位を決定でき (Ⅰa)
る。
E-4-2-2
疾患に対する治療方針に加えて患者の背景や希望を考慮して総合治療計画を (Ⅰa)
立案できる。
E-4-3 インフォームド・コンセント
臨床実習を通して患者中心の医療を実施し、歯科医師として必要な医の倫理、患者の権利についての知識、
態度を身に付ける。
学修目標:
E-4-3-1
診断並びに治療方針・治療計画を患者にわかりやすく説明できる。
(Ⅰa)
E-4-3-2
インフォームド・コンセント及びインフォームド・アセントを得ることがで (Ⅰb)
きる。
E-4-3-3
患者の訴え、また指導歯科医からの指摘事項も参考に、治療結果を適正に評 (Ⅰa)
価できる。
E-4-3-4
疫学と根拠に基づいた医療(EBM)と Narrative-Based Medicine(NBM)に基づ
いた患者中心の医療を実施できる。
E-5 基本的治療手技
安全・安心な歯科医療を提供するために、基本的治療技能を身に付ける。
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