参考資料4 歯学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)[4.9MB] (52 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42117.html |
出典情報 | 歯科医師臨床研修制度の改正に関するワーキンググループ(令和6年度第1回) |
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診察・診断と治療技能
適切な歯科医療を提供するために、頭頸部領域の症候・病態から適切な診察・検査を選択して診断を行い、
治療計画を立案したうえで安全・安心な治療を実践できる基本的臨床技能を身に付ける。
E-1 診療の基本
信頼される安全・安心な歯科医療を提供するために、救急処置法を身に付けるとともに、患者安全対策に配
慮した医療を実践し、処置時には適切な疼痛管理(除痛法)を実践する。
E-1-1 患者安全対策、感染予防策
歯科診療を実施するために必要な患者安全・感染対策についての知識、技能及び態度を身に付ける。
学修目標:
E-1-1-1
患者安全対策(標準予防策(SP)、感染予防、医療機器の操作、放射線の誤曝
(Ⅰa)
等を含む)を実施できる。
E-1-1-2
手洗いと滅菌手袋の装着ができる。
(Ⅰa)
E-1-1-3
適切な個人用防護具(PPE)を選択して着用できる。
(Ⅰa)
E-1-1-4
清潔に配慮した操作ができる。
(Ⅰa)
E-1-1-5
医療廃棄物を適切に分別し廃棄できる。
(Ⅰa)
E-1-1-6
針刺し切創対策を実施できる。
E-1-1-7
インシデント報告書(放射線の誤曝を含む)を作成できる。
(Ⅰb)
E-1-1-8
薬剤耐性(AMR)に配慮した適切な抗菌薬の選択ができる。
(Ⅱ)
E-1-2 救急処置
救急処置の基本を身に付ける。
学修目標:
E-1-2-1
意識状態を確認し、評価できる。
E-1-2-2
一次救命処置(BLS)を実演できる。
(Ⅰb)
E-1-3 麻酔・除痛法
歯科治療を実施するために必要な疼痛管理と局所麻酔法を身に付ける。
学修目標:
E-1-3-1
局所麻酔(表面麻酔・浸潤麻酔)を実施できる。
E-1-3-2
精神鎮静法の介助ができる。
E-1-3-3
薬物療法による疼痛管理ができる。
(Ⅰa)
(Ⅱ)
E-2 基本的診察・診断技能
臨床において患者から症状や異常を聴取し、適切な診察や検査を選択して診断できる技能を身に付ける。
E-2-1 初診時の医療面接
良好な医師-患者関係を構築するためにコミュニケーションの重要性を理解し、医療面接に必要な知識、技
能及び態度を身に付ける。
E-2-1-1 一般成人の医療面接
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