参考資料4 歯学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)[4.9MB] (96 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42117.html |
出典情報 | 歯科医師臨床研修制度の改正に関するワーキンググループ(令和6年度第1回) |
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何のために)
解剖学の実習を通じたプロフェッショナリズムに関する評価
①個人面談(解剖実習初回、担当:解剖学教授):口頭試問と「決意表明書」の内
容に基づいて、事前に与えられた情報(死体を扱う上での法的立場や義務を含む)
の確認、今までの生活・授業態度等から改める点、及びご遺体ご本人やご遺族へ
の気持ちにどのように応えるかについて確認し、不十分な場合は再提出と再面談
を行う。(目的)解剖学実習で必要な勉強や誠意ある行動が、強制されるものでは
なく、自らが必要と理解して起こすものであること、眼前のご遺体に対して、患
者さんに対するのと同等の誠実な対応をすること、勉強不足や軽率な行動は単に
反省で済む問題ではなく、ご遺体や患者さんへの冒涜につながりかねないことを
理解する。
②実習態度(担当:実習指導教員全員):ご遺体を扱う上で必要な敬意ある態度の
他に、実習器具の操作や取扱いも、臨床実習に準じて評価する(実習器具の置き忘
れは、治療器具の放置と見做して指導を行う)。
③実習感想文(解剖学実習終了後、担当:解剖学教授):通常の実習に対する感想
や反省に加え、「決意表明書」に認めた実習開始当初の決意に対しての自己評価
についても記載させる。不十分な場合は再提出を求める。この感想文の受理が実
習完了の必須要件(事実上の解剖学試験受験資格)となる。感想文は第三者の目に
触れることを告知する(篤志献体協会発行の文集への掲載)。(目的)自己評価と外
部評価に堪える行動や資料作成の体験。
大学名
明海大学
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