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【参考資料5】抗微生物薬適正使用の手引き 第三版 別冊 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45318.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会 抗微生物薬適正使用(AMS)等に関する作業部会(第6回 11/19)《厚生労働省》
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抗微生物薬適正使用の手引き

第三版

別冊

表 4. AmpC 産生腸内細菌目細菌感染症の治療例 41
抗菌薬名

推奨投与量

菌種 A※※

菌種 B※※

セフトリアキソン

点滴静注 1 回 1-2g 12-24 時間毎

×



セフェピム

点滴静注 1 回 1-2g 8 時間毎 ¶53,54





点滴静注 1 回 4.5g 6 時間毎 ¶49





メロペネム

点滴静注 1 回 1g 8 時間毎





レボフロキサシン

点滴静注

1 回 500-750mg 24 時間毎/経口¶44,55





点滴時間

500mg の場合は 1 時間









(MIC が≤2μg/mL)
タゾバクタム/
ピペラシリン

FDA の添付文書では 750mg の場合 90 分以上かけてと記載
ST 合剤

膀胱炎(経口投与)

2 錠/回(トリメトプリム[80mg/錠]として 160mg/回)

1日2回
その他の感染症:
<経口投与>
2-4 錠/回(トリメトプリム[80mg/錠]として 4-6mg/kg/回)

1 日 2 回¶44
<点滴静注>
2-4 アンプル(トリメトプリム[80mg/アンプル]として
4-6mg/kg/回)を 12 時間毎¶

アミカシン

膀胱炎:
15mg/kg/回

単回点滴静注

その他の感染症:
初回 20mg/kg で点滴静注後、
TDM(peak/ MIC 8-10、トラフ値<5μg/mL) 41


留意点を含む詳細は補遺 p.10-13 参照

※※

菌種 A:AmpC 過剰産生のリスクが相対的に高い菌種(E. cloacae, K. aerogenes, C. freundii 等)
、菌種 B:

AmpC 過剰産生のリスクが相対的に低いか、リスクの程度がよく分かっていない菌種(S. marcescens,
M. morganii, P. rettgeri, H. alvei 等)
¶ 表内は海外用量を含むため、国内添付文書での適応症や用量に関しては補遺 p.10-13 参照

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