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【参考資料5】抗微生物薬適正使用の手引き 第三版 別冊 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45318.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会 抗微生物薬適正使用(AMS)等に関する作業部会(第6回 11/19)《厚生労働省》
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抗微生物薬適正使用の手引き

第三版

別冊

表 8. カルバペネム耐性緑膿菌感染症の治療例 41
抗菌薬分類

抗薬名

既存の β-ラクタム セフタジジム


セフェピム

推奨投与量
点滴静注 1 回 2g 8 時間毎 ¶102
点滴静注 1 回 1-2g 8 時間毎 ¶103
重症例では 1 回あたり 3 時間かけて投与する長時間投与法を検討 103

ピペラシリン

点滴静注 1 回 4g 6 時間毎
重症例では 1 回あたり 4 時間かけて投与する長時間投与を検討 104

タゾバクタム/

点滴静注 1 回 4.5g 6 時間毎 ¶

ピペラシリン

重症例では 1 回あたり 4 時間かけて投与する長時間投与法を検討 104,105

アズトレオナム

点滴静注 1 回 2g 8 時間毎 106 ¶
重症例では 1 回あたり 3 時間かけて投与する長時間投与法を検討 107,108

フルオロキノロン レボフロキサシン


AmpC 産生腸内細菌目細菌の項を参照

シプロフロキサシン 膀胱炎:

1 回 400mg 12 時間毎 点滴静注 1 時間かけて投与
あるいは、1 回 500mg 12 時間毎 経口投与¶44,55

その他の感染症: 1 回 400mg 8 時間毎 点滴静注 1 時間かけて投与
あるいは、1 回 500-750mg 12 時間毎 経口投与¶44,55
新規 β-ラクタム系 タゾバクタム/
セフトロザン

膀胱炎:

点滴静注 1 回 1.5g 8 時間毎

その他の感染症:点滴静注 1 回 1.5-3g 8 時間毎
(1 回あたり 1 時間かけて投与)

レレバクタム/

点滴静注 1 回 1.25g 6 時間毎(1 回あたり 30 分かけて投与)

イミペネム/
シラスタチン
アミノグリコシド アミカシン


トブラマイシン 11,41

AmpC 産生腸内細菌目細菌の項を参照
膀胱炎:

5mg/kg/回 単回点滴静注

その他の感染症:初回 7mg/kg で点滴静注後、peak/MIC 8-10、
トラフ値<1μg/mL になるよう調整
ゲンタマイシン 11,41

膀胱炎:

5mg/kg/回 単回点滴静注

その他の感染症:初回 7mg/kg で点滴静注後、peak/MIC 8-10、
トラフ値<1μg/mL になるよう調整
ポリミキシン系

コリスチン

CRE の項参照

¶表内は海外用量を含むため、国内添付文書での適応症や用量に関しては補遺 p.22-24 表 6 参照

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