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【参考資料5】抗微生物薬適正使用の手引き 第三版 別冊 (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45318.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会 抗微生物薬適正使用(AMS)等に関する作業部会(第6回 11/19)《厚生労働省》
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抗微生物薬適正使用の手引き

第三版

別冊

表 17. 各抗真菌薬の投与量
薬剤名

初期投与量

維持投与量(日)
点滴静注 1 回 100mg

ミカファンギン



24 時間毎
1 時間以上かけて

カスポファンギン

初日 1 回 70mg

点滴静注 1 回 50mg

24 時間毎

24 時間毎

約 1 時間かけて点滴静注

約 1 時間かけて

付記
重症例では、1 回 150mg
までの増量を検討

肝障害(Child-Pugh 7-9)
では 35mg/日へ減量

点滴静注 1 回 2.5-5mg/kg

アムホテリシン B



リポソーム製剤

24 時間毎



1-2 時間以上かけて
CCr<50 で維持量を 50%へ

フルコナゾール



静注 1 回 400mg
24 時間毎

減量
内服及び腸管吸収が可能な
場合は、同量のまま点滴か
ら内服へ変更を検討

表 18. 眼内炎を伴わない侵襲性カンジダ治療薬の推奨例 179
推奨薬(各薬剤への感受性を確認)
<経験的治療>

<標的治療>
C. albicans

ミカファンギン、
カスポファンギン

フルコナゾール

C. glabrata, C. krusei

C. parapsilosis

ミカファンギン、

薬剤感受性に基づき

カスポファンギン

フルコナゾール、
ミカファンギン、
カスポファンギンより選択

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