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【参考資料6】抗微生物薬適正使用の手引き 第三版 補遺 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45318.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会 抗微生物薬適正使用(AMS)等に関する作業部会(第6回 11/19)《厚生労働省》
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第6回抗微生物薬適正使用(AMS)
等に関する作業部会

参考資料6

2024(令和6)年 11 月 19 日

補遺(入院患者における抗微生物薬適正使用編)
(本編参考箇所:p.115)
13. 入院患者の感染症に対する基本的な考え方>(1) 診断・治療のプロセス>(v) 抗菌薬の選択の
適正化>①治療効果と培養結果判定のタイミング
<経験的治療における不適切投与のエビデンス>
経験的治療では、どの細菌が患者に感染しているのか、あるいは患者が実際に細菌感染してい
るのかさえも正確に把握できないまま治療が開始されることがある 1。臨床現場では、抗菌薬が
不要な病態に投与されていることや、抗菌薬がその病態に対して不適切なこともある。入院患者
に対して 20%程度の抗菌薬は不必要であったという報告 2 や 30%の抗菌薬が不適切であるという
報告 3、そして、日本からも入院患者に投与された 40%近くの抗菌薬が何かしら不適切であった
という報告 4 がある。

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