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【参考資料6】抗微生物薬適正使用の手引き 第三版 補遺 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45318.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会 抗微生物薬適正使用(AMS)等に関する作業部会(第6回 11/19)《厚生労働省》
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抗菌薬分類

抗菌薬名

推奨投与量

留意点

アミノグリコシド アミカシン

AmpC 産生腸内細菌目細菌の項を

アミノグリコシド系抗菌薬は非 UTI



参照

での臨床実績が乏しく、予後が悪化

トブラマイシン 膀胱炎:5mg/kg/回 単回点滴静注

し腎障害のリスクも上昇する可能性
があるため、少なくとも単剤治療は

その他の感染症:初回 7mg/kg で

避ける 57。

点滴静注後、peak/MIC 8-10、トラ

アミノグリコシド系抗菌薬の中で最

フ値<1μg/mL になるよう調整 40

も感受性が維持されやすいのはアミ

抗菌薬 TDM 臨床実践ガイドライン

カシンである 102。一方で最も抗緑

2022 を参照 56

膿菌活性が高いのはトブラマイシン

ゲンタマイシン 膀胱炎:5mg/kg/回 単回点滴静注

である 103。従って、感受性が確認

その他の感染症:初回 7mg/kg で
点滴静注後、peak/MIC 8-10、トラ

できている場合には、トブラマイシ
ンを優先する。

フ値<1μg/mL になるよう調整 40
抗菌薬 TDM 臨床実践ガイドライン
2022 を参照 56
ポリペプチド系

コリスチン

CRE の項参照

コリスチンの有害事象、投与量に関
する注意に関しては、CRE の項参
照のこと。

表 7. MDRP、DTR-PA への各治療薬の有効性
抗菌薬

MDRP

DTR-PA

セフタジジム



×

セフェピム



×

タゾバクタム/ピペラシリン



×

アズトレオナム



×

レボフロキサシン



×

シプロフロキサシン



×

タゾバクタム/セフトロザン





レレバクタム/イミペネム/シラスタチン





アミカシン





トブラマイシン





ゲンタマイシン





コリスチン





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