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【参考資料6】抗微生物薬適正使用の手引き 第三版 補遺 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45318.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会 抗微生物薬適正使用(AMS)等に関する作業部会(第6回 11/19)《厚生労働省》
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表 5. 薬剤耐性緑膿菌の分類と定義
分類

定義

難治耐性緑膿菌(difficult-to-treat resistance

全 β-ラクタム系とフルオロキノロン系抗菌薬に非感受性を示す

P. aeruginosa: DTR-PA)

緑膿菌株

世界標準での多剤耐性緑膿菌(multidrug-

①抗緑膿菌用ペニシリン系抗菌薬と β-ラクタマーゼ阻害剤の合

resistant P. aeruginosa: MDRP)94

剤、②抗緑膿菌用セファロスポリン系、③抗緑膿菌用カルバペ
ネム系、④モノバクタム系(アズトレオナム)
、⑤抗緑膿菌用フ
ルオロキノロン系、⑥アミノグリコシド系、⑦ホスホマイシン
系(ホスホマイシン)
、⑧ポリペプチド系の 8 カテゴリーのうち
≥3 カテゴリーで非感受性の抗菌薬が存在する菌株

超多剤耐性緑膿菌(Extensively drug-

上記の 8 カテゴリーのうち、全薬剤に感受性が残っているのが

resistant P. aerugionsa: XDR-PA)

≤2 カテゴリーの菌株

感染症法で定義される薬剤耐性緑膿菌

イミペネムの MIC≥16µg/mL、アミカシンの MIC≥32µg/mL、
シプロフロキサシンの MIC≥4 µg/mL の 3 つの基準をすべて満た
す菌株

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