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【参考資料6】抗微生物薬適正使用の手引き 第三版 補遺 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45318.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会 抗微生物薬適正使用(AMS)等に関する作業部会(第6回 11/19)《厚生労働省》
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(別冊参考箇所:p.17)
表 6. カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症の治療例

表 4. カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症の治療例(留意点を含む)40
In vitro での活性
抗菌薬名

推奨投与量
(肝腎機能正常者)

CPE
Non- (IMP 型
CP-CRE

留意点

を想定)

レボフロキサシン AmpC 産生腸内細菌





目細菌の項を参照

感受性が確認されれば、カルバペネム感受性腸内
細菌目細菌感染症と同様の効果が期待できる。経
口吸収率も高く、状態が安定すれば経口スイッチ
を検討する 40。国内添付文書上の上限は 500mg/
回1日1回

ST 合剤

AmpC 産生腸内細菌





目細菌の項を参照

感受性が確認されれば、カルバペネム感受性腸内
細菌目細菌感染症と同様の効果が期待できる。経
口吸収率も高く、状態が安定すれば経口スイッチ
を検討する 40。
ST 合剤(経口)国内添付文書上の一般感染症へ
の治療用量は 1 日 4 錠(2 錠/回、1 日 2 回)
。点
滴静注では適応症はニューモシスチス肺炎のみ。

アミカシン

AmpC 産生腸内細菌





目細菌の項を参照

アミノグリコシド系抗菌薬は非 UTI での臨床実績
が乏しく、予後が悪化し腎障害のリスクも上昇す
る可能性があるため、少なくとも単剤治療は避け
る 57。
アミノグリコシド系抗菌薬の中で最も感受性が維
持されやすいのはアミカシンである 71 ため、ここ
ではアミカシンを取り上げたが、トブラマイシン
やゲンタマイシンも感受性が確認できれば同様に
利用可能である。

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