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【参考資料6】抗微生物薬適正使用の手引き 第三版 補遺 (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45318.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会 抗微生物薬適正使用(AMS)等に関する作業部会(第6回 11/19)《厚生労働省》 |
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は、セフェピムの MIC が SDD 領域にある場合、少なくとも確認試験を実施して ESBL 産生の可
能性を除外してからセフェピムの使用を検討すべきであり、確認試験が実施できないのであれば、
セフェピムの使用は慎重に検討する必要がある。
(別冊参考箇所:p.13)
表 4. AmpC 産生腸内細菌目細菌感染症の治療例
表 3. AmpC 産生腸内細菌目細菌感染症の治療例(留意点を含む)40
抗菌薬名
推奨投与量
AmpC 過剰産生
AmpC 過剰産生
のリスクが
のリスクが
相対的に高い
相対的に低いか、
菌種
リスクの程度が
(E. cloacae、
よく分かって
K. aerogenes、
いない菌種(S.
C. freundii 等)
marcescens、
留意点
M. morganii、
P. rettgeri、
H. alvei 等)
セフトリア 点滴静注 1 回 1-2g
キソン
△
—
〇
〇
MIC が SDD 領域(4-8µg/mL)にある
12-24 時間毎
セフェピム 点滴静注 1 回 1-2g
(MIC が
×
8 時間毎 ¶49,51
場合、表現型検査あるいは遺伝子検査
によって、ESBL 産生菌でないことを
≤2µg/mL)
確認する。ESBL 産生が確認された場
合、セフェピムの使用は控える 48。
MIC が SDD 領域であっても ESBL 非
産生であった場合にセフェピムが利用
できるかどうかは結論がついていない
が、利用する場合は少なくとも最大投
与量(2g 8 時間毎)を長時間投与法
(1 回あたり 3 時間かけて投与)で
用いることが望ましい 49。重症例でも
長時間投与法を検討。
添付文書上最大 4 g/日
10
能性を除外してからセフェピムの使用を検討すべきであり、確認試験が実施できないのであれば、
セフェピムの使用は慎重に検討する必要がある。
(別冊参考箇所:p.13)
表 4. AmpC 産生腸内細菌目細菌感染症の治療例
表 3. AmpC 産生腸内細菌目細菌感染症の治療例(留意点を含む)40
抗菌薬名
推奨投与量
AmpC 過剰産生
AmpC 過剰産生
のリスクが
のリスクが
相対的に高い
相対的に低いか、
菌種
リスクの程度が
(E. cloacae、
よく分かって
K. aerogenes、
いない菌種(S.
C. freundii 等)
marcescens、
留意点
M. morganii、
P. rettgeri、
H. alvei 等)
セフトリア 点滴静注 1 回 1-2g
キソン
△
—
〇
〇
MIC が SDD 領域(4-8µg/mL)にある
12-24 時間毎
セフェピム 点滴静注 1 回 1-2g
(MIC が
×
8 時間毎 ¶49,51
場合、表現型検査あるいは遺伝子検査
によって、ESBL 産生菌でないことを
≤2µg/mL)
確認する。ESBL 産生が確認された場
合、セフェピムの使用は控える 48。
MIC が SDD 領域であっても ESBL 非
産生であった場合にセフェピムが利用
できるかどうかは結論がついていない
が、利用する場合は少なくとも最大投
与量(2g 8 時間毎)を長時間投与法
(1 回あたり 3 時間かけて投与)で
用いることが望ましい 49。重症例でも
長時間投与法を検討。
添付文書上最大 4 g/日
10