よむ、つかう、まなぶ。
【参考資料6】抗微生物薬適正使用の手引き 第三版 補遺 (11 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45318.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会 抗微生物薬適正使用(AMS)等に関する作業部会(第6回 11/19)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
抗菌薬名
推奨投与量
AmpC 過剰産生
AmpC 過剰産生
のリスクが
のリスクが
相対的に高い
相対的に低いか、
菌種
リスクの程度が
(E. cloacae、
よく分かって
K. aerogenes、
いない菌種(S.
C. freundii 等)
marcescens、
留意点
M. morganii、
P. rettgeri、
H. alvei 等)
タゾバクタ 点滴静注 1 回 4.5g
ム/ピペラ
△
△
6 時間毎 ¶52
長時間投与法に十分な臨床的根拠があ
るわけではないが、グラム陰性桿菌感
シリン
染症において、長時間投与法と通常投
与法を比較した臨床研究のメタ解析
(ただし、P. aeruginosa 感染症例が最
多)では、長時間投与法によって、臨
床予後が改善する可能性が示唆されて
いる 53。このため 1 回あたり 4 時間か
けて投与する長時間投与法を検討。
添付文書では疾患ごとに推奨用量が異
なり、1 回 4.5g 6 時間毎の投与は発熱
性好中球減少症の場合の用法用量であ
り、肺炎の場合は症状、病態に応じて
1 回 4.5g 6 時間毎の投与に増量できる
と記載されている。
メロペネム 点滴静注 1 回 1g
〇
〇
8 時間毎
過去、第一選択薬と捉えられてきた
が、カルバペネム耐性グラム陰性桿菌
が臨床を席巻している現在では、カル
バペネムを温存する治療戦略の構築が
望ましい。従って、他剤で治療可能な
場合には極力使用を控える。重症例で
は 1 回あたり 3 時間かけて投与する長
時間投与法を検討
レボフロ
1 回 500 (-750)mg
〇
〇
キサシン
24 時間毎
ば、経口への切り替えを検討できる 40。
点滴静注/経口¶54,55
痙攣の発症や重篤な心疾患のある患者に
点滴時間
おける QT 延長、高齢者における腱断裂
500mg
経口吸収率が高いため、状態が安定すれ
の場合は 1 時間
に留意する。国内添付文書上の上限は
FDA の添付文書で
500mg/回 1 日 1 回
は 750mg の場合
90 分以上かけてと
記載
11
推奨投与量
AmpC 過剰産生
AmpC 過剰産生
のリスクが
のリスクが
相対的に高い
相対的に低いか、
菌種
リスクの程度が
(E. cloacae、
よく分かって
K. aerogenes、
いない菌種(S.
C. freundii 等)
marcescens、
留意点
M. morganii、
P. rettgeri、
H. alvei 等)
タゾバクタ 点滴静注 1 回 4.5g
ム/ピペラ
△
△
6 時間毎 ¶52
長時間投与法に十分な臨床的根拠があ
るわけではないが、グラム陰性桿菌感
シリン
染症において、長時間投与法と通常投
与法を比較した臨床研究のメタ解析
(ただし、P. aeruginosa 感染症例が最
多)では、長時間投与法によって、臨
床予後が改善する可能性が示唆されて
いる 53。このため 1 回あたり 4 時間か
けて投与する長時間投与法を検討。
添付文書では疾患ごとに推奨用量が異
なり、1 回 4.5g 6 時間毎の投与は発熱
性好中球減少症の場合の用法用量であ
り、肺炎の場合は症状、病態に応じて
1 回 4.5g 6 時間毎の投与に増量できる
と記載されている。
メロペネム 点滴静注 1 回 1g
〇
〇
8 時間毎
過去、第一選択薬と捉えられてきた
が、カルバペネム耐性グラム陰性桿菌
が臨床を席巻している現在では、カル
バペネムを温存する治療戦略の構築が
望ましい。従って、他剤で治療可能な
場合には極力使用を控える。重症例で
は 1 回あたり 3 時間かけて投与する長
時間投与法を検討
レボフロ
1 回 500 (-750)mg
〇
〇
キサシン
24 時間毎
ば、経口への切り替えを検討できる 40。
点滴静注/経口¶54,55
痙攣の発症や重篤な心疾患のある患者に
点滴時間
おける QT 延長、高齢者における腱断裂
500mg
経口吸収率が高いため、状態が安定すれ
の場合は 1 時間
に留意する。国内添付文書上の上限は
FDA の添付文書で
500mg/回 1 日 1 回
は 750mg の場合
90 分以上かけてと
記載
11