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議題2 別紙2先進医療Bに係る新規技術の科学的評価等について (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_48654.html
出典情報 先進医療会議(第139回 1/9)《厚生労働省》
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第166回先進医療技術審査部会
令和6年10月10日

資料1-3

先進医療審査の事前照会事項に対する回答1

先進医療技術名:着床前胚異数性検査
2024 年 9 月 30 日
所属・氏名:徳島大学 岩佐 武

※照会に伴い変更が生じた場合は、関係書類も併せて修正して下さい。
1.資料の別紙2の協力医療機関では、遺伝カウンセラーが配置されておりませんが、遺伝カウンセリ
ングが必要な参加者がいらした場合は、どのような対応をされるのでしょうか?
【回答】
遺伝専門医である院長が相談に応じています。さらにカウンセリングを希望される場合は、同院に所属
する臨床心理士のカウンセリングを受けられる体制があります。

2. 日本産婦人科学会の PGT-A 認定施設の条件には、遺伝カウンセラーの配置を求めていないよ
うに見受けられますが、この点に関しては、学会の見解などございますでしょうか?
【回答】
ご指摘の通り、日本産科婦人科学会としては、認定施設の条件として認定遺伝カウンセラーの配置を求
めておりません。認定遺伝カウンセラーの人数自体が非常に少ないことに加え、不妊診療施設での勤務
を希望する方も限られているのが現状です。仮に配置を必須要件とした場合、全国各地において PGTA の実施自体が困難となることが予想されます。以上が学会としての見解となります。

3.患者検体の配送に関して、特別な配慮などはなされているのでしょうか?ラベル、配送間違い・紛
失、輸送温度、検査結果の通知方法(媒体、輸送方法など)。
【回答】
ラベル管理:検体と依頼書に同じ QR コードを添付・印字し、管理します。検体へのラベル貼付は培養士
2 名によるダブルチェックのもと行われます。
配送間違い・紛失の確認・予防:検体搬送は、一般的な臨床検査と同様に検査会社に委託しており、通
常の臨床検査と同様の予防措置が取られています。
輸送方法:一般的な臨床検査と同様に検査会社にて、凍結での取扱いが必要な検体として輸送がなさ
れます。
検査結果の通知方法:指定のメールアドレスに測定完了の旨の連絡が検査センターからなされます。医
療者は検査センターの指定するセキュアな報告システムから報告書をダウンロードします。
以上

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